今日は俳句。
晩秋【そぞろ寒】
冷やかよりやや強く感ずる寒さ。
「そぞろ」は「何となく」「わけもなく」の意。
体で感じる寒さというより、季節が移ろって
行く様を心に受け止め感ずる寒さ。
早朝の
湯気立つやかん
そぞろ寒
やかん 256/365
◆笑い仮面さんからの講評
《早朝》が活きていますね。
季語《そぞろ寒》の情感をより具体的に描かれていて、
それになんといっても爽やかですよね。
ちょっと寒くなって来たかな?
っていう時季の情景が過不足なく詠みあげられていますね。
もう少ししたら、
《うそ寒》《寒し》ということになってくるんでしょうね。
「寒い」という表現だけでも
季節で言葉が変わるんですね。
「そぞろ寒」は
まさに今朝という感じでしたよ〜
今朝はこの秋一番の寒さ。
このところ例年よりも気温が高かったのに
急激に温度が下がると
そういえば冬ってこんな感じだったなぁ
と、体が寒さを思い出します。
疲労と寒さで
避難している方々の
体調が心配です。
友の会07-22(2019年度)
季節を表す美しい言葉がある。
この言葉の俳句を教えてくれたのは
笑い仮面さん。↓