今日は俳句
 
仲秋【野分(のわき・のわけ)】
 
野の草を吹き分けて通る秋の強い風のこと。
主に台風のもたらす風をさす。
 
濡れし葉が
道を彩る

野分あと

 

 

 

「箒掃き 空仰ぎつつ 野分あと」

とすごく迷って上の句にしました。



◆笑い仮面さんからの講評


びっくり。

もう完璧です。

《箒掃き……》だと、一句のうちに動詞が

ふたつになっちゃうので、

説明っぽくなりやすく嫌われるのですが、

そこを直感で?回避されているとは、驚きです。



そ、そーなんですか?

今回もありがとうございます〜

毎回、直感で作っていますけど…バレてましたね(笑)


わたし、実は生まれつき左利きなので

右脳でモノを感じる様です。

現在は字を書いたりするのは

右手なのですが、絵筆はどちらでも描けたり

お箸も両方使えたりします〜

(なんの自慢だか?)

なので、俳句も直感で作ってたりしますが。

野分という言葉は

なんともいえない寂しさと爽快な空を連想させます。

とても日本的で

趣がある言葉「台風」とは色が違う気がします。

季語もだんだん秋の景色になってきましたね。


ちゅーりっぷちゅーりっぷちゅーりっぷちゅーりっぷちゅーりっぷ

  

『枕草子』(百八十八段)では
「野分のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ」
という記述があり。
野分の翌日はしみじみとした趣がある。
と、清少納言も言っています。

台風一過の翌日。

その風景に自然の脅威を感じ、

清々しい空の色を美しく思う気持ちは

平安も令和の現在も変わらないでしょうね。

 

 

今日はじゃが芋の絵手紙も描いて

みました~

少し前にUP済です。

 

 

絵手紙ランキング 

友の会07-22(2018年度)

 

季節を表す美しい言葉がある。

この言葉の俳句を教えてくれたのは

笑い仮面さん。↓