今日は俳句。
日本には季節を表す美しい言葉がある。
晩春【逃げ水】
よく晴れた日、舗装された道路や草原などに、
実際にはない水面のようなものが見える
そしてその場所に近づこうとすると、
水面もまた先の方へ移ってしまい、
まるで逃げられているような感覚になる。
このような現象を逃水(にげみず)と言う。
【例句】
どの鳥もみな逃げ水に映らずに・ 北 光星
北狐われら逃げ水に眠し ・金子皆子
吻けをして逃水を追うてをり ・石原八束
団扇絵や野の逃水の一とこを ・尾崎迷堂
早退の子や逃水の上をゆく ・中嶋鬼谷
逃げ水や黄色帽子が列なして
逃げ水 809/1000
車で走っていると
横断歩道に若い女性や
交通安全の服を来た方が2,3人
立っていました。
その視線の先には
黄色い帽子を被ってピカピカのランドセルを
背負う新一年生らしき集団がみえました。
入学してこの時期の新一年生は
午前授業で終わりなので
その帰りを見守る保護者の方達なのでしょう。
黄色い帽子の子どもたちの帽子が
あっちこっちと回転して
動いて何やら楽しそうに喋っているようです。
そんなかわいい姿に
思わずニンマリとしてしまいます。
今日は何をやってきたのかな?
お家に帰って新しいノートに
ひらがなや数字を書くことさえも
なんだか楽しくてワクワクするのかな。
午前授業もあと1週間ほどで
ゴールデンウィークを迎え
だんだん新一年という呼び方も
一年生と変わっていきます。
友の会07-22(2020年度)