読み聞かせの日 3-4

年度末も近づいてきているからか
全員が体操座りで読み聞かせを待つ
落ち着き感じる教室です。
校内放送で音楽が流れている間は
放送の音楽の音が大きいので
絵本を読み聞かせられませんが。

目で読んでね…とジェスチャーで伝えて
取り出したのは。

1しゃしんであそぼ しりとりあそび『ちゃいろ』

星川ひろこ・星川治雄 作
小学館


ちゃいろ…ろ…
からはじまるしりとり
写真で分かりやすく展開していきます。
どの写真もちゃいろ

ちゃいろしりとり
子供達も想像しながら楽しんでくれました。


ちゃいろのしりとりの中に

ち‥ちょこれーと…と…とんび…び…

ではじまるものは?
(同じ名前の花もある。すこしおおきなばいおりん。)

ビオラ

という楽器がでたという事で。 
音楽つながりの

次の絵本は 

2『おんがくねずみジェランディン』
〜はじめておんがくをきいたねずみのはなし〜     
レオ・レオニ 作
谷川俊太郎 訳



この絵本を描いたレオ・レオニは
みんなの知ってるスイミーのお話を作った人でもあるんだよ〜
というと
『スイミーは知ってるよ〜』
という嬉しい反応。


ジェラルディンは女の子のねずみ。

ジェラルディンは これまで おんがくを
きいた ことが なかった

からはじまるお話。
レオ・レオニの描く優しいねずみは
フレデリックと同様に子供達の心の中にすっと
入っていきます。

このジェラルディンがおんがくを知り。
ついには自分のものにする。

おんがくを知るシーンの
美しい文章と素敵な挿し絵では
子供達は心の中で金と銀の細い糸が
流れているのを想像し、
夜明けを迎えるシーンでは
埃っぽい窓ガラスから差し込む光、
ゆっくりその光が強くなっていくのを想像して
くれたのではないでしょうか?

レオ・レオニの絵。
谷川俊太郎さんの訳もとても素敵な一冊です。
これからも本の世界を旅する事、
想像することを楽しんでほしいです。




3年生の最後の読み聞かせ。
4年生からは読み聞かせは年に数度に減ってしまいますが
読み聞かせから
自分で本を手に取って
本が好きになってもらえる手助けになれたとしたら
嬉しいです。