読み聞かせの日 2-2
1月はお休みしていた読み聞かせ
インフルエンザでお休みした子も多かったようですが。
本日は元気な顔を見せてくれます
節分は終わってしまいましたが…
ま、多少はいいかな?と用意したのは
![1](https://emoji.ameba.jp/img/user/pi/pinkybaby/257041.gif)
文・あまんきみこ
絵・いわさきちひろ
「おにた」は小さな黒鬼の子供。
節分の夜に
「おにはーそと。ふくわーうち」
と子供が豆まきをはじめました。
(にんげんっておかしいな。
おにはわるいって決めてるんだから。
おににもいろいろあるのにな。
にんげんにもいろいろいるみたいに)
古い麦わら帽子を被り、どこかいいうちがないかな?
と、探していると
豆の匂いのしないトタン屋根の家を見つけました。
ひいらぎの飾っていません。
こりゃあ、しめた。
その家から女の子が洗面器をもって出て来て
雪をすくって病気のお母さんの頭を冷やすタオルを
作っていました。
女の子は今日何も食べれていない様です。
それを知ったおにたは居ても立ってもいられなくなりました。
気のいいおにたは自分の角を麦わら帽子で隠し
女の子と交流して
また思うのでした
おにだって、いろいろあるのに。
おにだって…
![花](https://emoji.ameba.jp/img/user/mo/moeco0v0b/71525.gif)
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![花](https://emoji.ameba.jp/img/user/mo/moeco0v0b/71525.gif)
このお話で
最後に出てきた
麦わら帽子に隠れていた
あたたかな黒い豆。
子どもたちにはまだちょっと想像できないかな?
絵本の最後のあとがきに
あまんきみこさんのこんなコトが書かれています。
にげだして、とりつくものを見失ったオニは、
寒い冬の海岸で、おいおい泣きながら、
オニオコゼになると、私は信じていました。
ですから、節分の夜には、
入ってきたばかりの福の神にかこまれてねむりながら、
わたしは、
広い青い海の底をおよく、小さな無数の
オニオコゼの事を思いました。
なんて
素敵な発想。
あまんきみこさんの文は
逃げているオニのとても切なくてやり切れない想いを
絵本で描いています。
そしていわさきちひろさんの挿絵は
おにたの気持ちを癒やしてくれる程
美しくて叙情的で眺めているだけでも
癒やされます。
このお話は小学校の教科書にも載っていたものです。
(現在はどうなんでしょうか?)
やさしいオニもいる事を
子供たちも思い出してくれたようです。
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やさしいオニは他にも…
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絵本の中のオニは
やさしいオニもたくさんです。
だから私は絵手紙に
節分のオニが描けないのかな?
あら。今日の2-2では
あまんきみこさんのお話を「天の町やなぎ通り」を
昨年6月にも読み聞かせてたんですね〜![焦](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/namida-egao/28908.gif)
![焦](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/namida-egao/28908.gif)
私が
あまんきみこファンってばれちゃう(笑)