妙立寺にて

 

金沢に一泊して

本日は

寺町を散策します。

通りから入ると

趣のある道がお寺へと続いています。

 

 

 

願念寺

 

この願念寺は

松尾芭蕉・小杉一笑のゆかりの寺。

小杉一笑の菩提寺。

 

 

 

 

「塚も動け我が泣く声は秋の風」 芭蕉

 

この句碑は弟子の小杉一笑の死を知って

芭蕉が詠んだ句。

 

そして

更に歩くと

妙立寺(みょうりつじ)

へと道が伸びています。

 

 

 

 

この正久山・妙立寺は日蓮宗のお寺。

加賀三代藩主の前田利常公が金沢城近くから

1643年に移築建立。

見上げるような屋根、望楼、多くの

隠し階段、部屋などがあり

 

外観は2階建てのようですが

内部は七層4階建てとなっているその

構造から忍者寺と呼ばれています。

 

冬には雪から建物を守るために

覆いがつけられています。

 

 

最上階には

物見台と言われる望楼の

窓を見ることが出来ます。

(当時はギヤマン張りだった)

モトの後ろ姿が写ってしまったビックリ

 

 

立派な屋根に

お殿様の祈願所であった名残が。

 

 

お寺の内部の観覧には

事前予約が必要となりますが

当日の電話でも予約は可能で

私たちは少し待ってから

中の観覧をすることが出来ました。

 

内部はとても広くて

お殿様が使ったお部屋は格式が高く

大きく曲がった木材の梁にも歴史を感じました。

案内人のお喋りも、お寺の構造も

とても面白くて、

あっという間に30分が経過してしまいました。

秘密漏洩防止のためか?

内部は撮影禁止でした。

 

寺町には

たくさんのお寺が集められていて

立派なお寺がたくさん

通りをぶらぶらと散策するだけでも

歴史を感じる建物が多く

とても楽しいところでした。

 

 

もっと寺町を見たかったなぁ。カメラ

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友の会07-22(2018年度)