読み聞かせの日 1-2
本日は1年生。
もう、小学校の生活にも慣れて
みんな、元気いっぱい!
なので…始まるときもかなりうるさかったのですが
絵本の表紙を見せて
口元で指を一本立てて
「静かに」のジェスチャーをしたら
あれあれ?面白そうな絵本の題に惹かれて
みんな読んでほしくなったかも?
「オニのきもだめし」
作:岡田よしたか 小学館
ふたりの オニが
よみちをあるいておりました。
「あーあ えらい おそなって しもたなぁ」
「もっと はよ でんしゃに のったら よかったな」
「いややなあ こんな くらいみち。
なんか おばけ でそうやなぁ」
「こら、オニがおばけ こわがって どないすんねん」
「なに ゆうてんねん。
きみもほんまはこわいねんやろ」
「そら、まあ、ちょっとは こわい」
といった調子で
鬼とは言うものの
人間よりも怖がりな赤おにが繰り広げる
夜道の珍道中。
途中ででてくるお化けたちも
さほど怖い感じはありませんが
鬼達には、なんでもかんでも怖く思えてしまいます。
なんとか
自分たちの村に帰り着く赤鬼たちでしたが
「いや まだや!いえにつくまで
あんしんしたら あかん--」
鬼たちの関西弁と
出てくるお化けたちのまったり口調が
子供たちの笑いを誘う一冊です。
始めはうるさい程元気だった教室が
すぐに絵本の世界へ入ってくれました~
読み聞かせにおススメ
そして
秋の絵本を一冊。
「いもほり」
はまのゆか 作 ほるぷ出版
きもちよくはれた
秋のある日、
おじいちゃんのはたけに
いもほりにやってきた
あきちゃんとはるくん。
はじめてみるサツマイモの畑での
おいもほりはどんなでしょう?
つるが切れなかったり、虫が出たり…
そして。
すっぽーん!!
と、さつまいもが抜ける場面では
気持ちよく抜けた挿絵に
子供達から思わず
「すっぽーん」の掛け声が入りました。
幼稚園や保育園で体験した「いもほり」を
思い出しながら
聞いてくれていたようです。
また、「いもほり」したくなったよね~
いもほり (ほるぷ創作絵本)
Amazon |
どちらの絵本も
みんな
楽しんでくれてよかったです。
次回は10月。
10月も1-2に入ることになっているので
今度はどんな話にしようかな?