早く寝た次の日の朝は。
いい天気〜太陽
 
急に思い立って市内にある
「滝山東照宮」へ出掛けました。
 
徳川家光公が建立した東照宮で
日光、久能山とならんで
三大東照宮の1つだそうです。
 
徳川家康公を祀っています。
極彩色に彩られた拝殿、その奥の幣殿、
水屋、手水鉢、中門、石柵
石鳥居、銅燈籠に
宝物の太刀(長光、正恒)は
国指定重要文化財に指定されていますが
とても普通に拝観する感じです。
(あまりに無防備でこちらが不安になりますが)
 
極彩色の拝殿の装飾は
素晴らしい色使い。
こんな色彩感覚、今でも新鮮で見とれてしまいます。
 
 
拝観料を200円を払うと
さらに内部まで
 
この拝殿内に飾られているのは
三十六歌仙図扁額
当時の狩野派の狩野法眼探幽齋守信によって
描かれている(1646年)そうです。
 
御朱印帳を忘れてしまったので
張り付けるタイプの御朱印を ごめんなさい
 
 
 もちろん葵の御紋です
 
 
東照宮の横には
滝山寺の鎌倉時代の檜皮葺き屋根の本堂があり
こちらも国指定重要文化財。
今日は何か太鼓の演奏会があるようで
準備をしてました。
 
そして、スゴいのは
ここだけではなくて
この東照宮から坂を降りたところにある
「吉祥陀羅尼山薬樹王院」の滝山寺
宝物殿なのです。(拝観料300円)
 
ここには
なんと、鎌倉時代の運慶の彫った
国指定重要文化財の
「聖観世音菩薩」「梵天」「帝釈天」三尊像が
あります。 
こちらは
今年の9月に東京の博物館に運ばれて
公開されるそうです。
鎌倉時代のものとは思えないほどに美しく
パンフレットの表紙にもなっていました。
 
 
鎌倉時代の「十一面観音菩薩立像」は
玉眼に金装飾が施されているもので
一筋の光でお顔が
「ご慈悲と厳しい顔に早変わり」するという
観音様はお顔も美しく素晴らしい立ち姿です。
 
宝物殿で説明をして下さった解説員の方は
本当に丁寧で
徳川家康が源氏や北条氏と
系図がつながっているという事
熱田神宮をお護りする熱田家が
源頼朝を支えていたこと
世間に周知されていない事を残念だと
話してみえました。
 
岡崎市内でまさか運慶の作品の本物に
出会えるとも思っていなかったので
本当に驚きでした。
 
お近くの方は是非
本物をみてほしいです~お寺


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