土筆会 4月
絵手紙を初めてみようかな?
という方が絵手紙体験に来てくれましたありがとう
なので急遽。
「ようこそ 絵手紙」

絵手紙というのは「絵のある手紙」


だから、お手本はありません。
同じ花を描いても
一人一人ちがった絵、ちがった言葉があります。
描いたその人の個性が表れていて
「貴方らしい」手紙で
受け取った相手にあなたの気持ちを伝えること、
その伝える気持ちが一番大切だと思うのです。

絵手紙には「下手でいい、下手がいい」
という言葉があります。
この言葉に支えられながら、手紙を送る、
気持ちを誰かに伝える
そしてお互いに
ハガキに向かう時間を楽しんでもらえたら…
と、思います。
あたたかい気持ちで絵手紙を楽しんで下さい
花    
 
●用具について
ハガキ 和画仙のものがよいです。
 にじみが少ないものから始めてるといいです。
(いろいろな紙で自分に合うものを探してね)
 
顔彩 日本画の絵具です。
  淡い色合いが美しいので混ぜすぎに注意。
  24色セットがおすすめ。
 
青墨(松煙墨) 
 普通の習字用(油煙墨)より淡い色(青灰色)
 で微妙なニュアンスが出せます。
 墨汁もありますが、墨を擦る時間も
 楽しんでください。
 
筆 りんかく線を描くためのもの(面相筆等)
  彩色をするためのもの(隈取筆)が
  1本づつ。  
 
他、下敷き、梅皿(パレットの役目)
印、ティッシュペーパーなどがあるといいです。
 
●まずは筆の準備体操
気を付けること
 ・細く描く(鋭い締まった線)
 ・ゆっくり描く(気持ちを込める)
 ・筆を立てて描く
①筆は根元まで全部おろして、
たっぷりと墨をふくませます。
②ティッシュで根元の余分な墨をすいとる。
③筆は一番上を軽く持ち、脇を開け
肘を机に付けず腕で
大きく自由に描くイメージで。
 
●はがきに描いてみよう。
花絵を描くときのポイント
①まず、描こうとするものを手に取って、
よく見る。
②ゆっくり大きく
③下書きはしない。失敗したと思っても
最後まで諦めずに
花彩色のポイント
①手早く塗る。
とんとんとリズミカルに筆をうごかす
②徐々に色を濃くしていく
  薄い色→中間色→濃い色
③混ぜすぎない
④広い個所を彩色する際には
梅皿で一度にたくさん顔彩を溶いておく。
花あなたの言葉を書いてみよう
①手紙の向こうの相手に向けて呼びかけるように
かいてみよう。
 
最後に印を押して完成!
是非、切手を貼って送ってみましょう。
 
 
ということで…駆け足で
絵手紙についてご説明したところで

土筆会 4月/2017 ②へと続きます~

  


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