久しぶりに図書館本へ。

たくさんの親子連れが
読書通帳に印字していました。
大盛況ですおんぷ♪

花「1000000ぼんのブナの木」
 塩野来松 文
 村上康成 絵  ひかりのくに

3月は
子供達も1年を振り返る機会が多いので
ブナの木の1年を描いた1冊。

ブナの木山には
1000000本のブナの木が生えています。

鳥や動物たちのすむ森に、人間の子どもが
どんぐり拾いにやってきました。
子どもが帰ったあとには
一枚のバンダナが落ちていました。
森にはやがて冬が来て
雪が降り、そして雪解けを迎え
春がやってきます。
バンダナは春の風に舞い上がり
眠りから覚めたこぐまを見つけます。

いつか
ブナの木やまにどんぐりひろいにいこうよ。


ブナの木を通して日本の美しい四季を
思い巡らせる素敵な絵本です。



次も、木つながり?で

花「ひめりんごの木の下で」
 安房直子 文
 伊藤正道 絵  クレヨンハウス

このお話は読み聞かせには少し長いお話。
でも、とっても可愛らしくて
ちょっと紹介したくなりました。



それは、とても小さなアイロンでした。
てのひらにのるほどのアイロンでした。
それなのに、ちゃんとコードがついていて、
コードの先には、小さな小さなソケットまであるのです。

から始まる絵本。
アイロンを拾ったみち子は
森の中で白いエプロンをかけた
ねずみと出会います。
ひめりんごの木の下に住んでいるネズミの家に
行ってみることにしました。
ネズミの家で焼きリンゴを
ご馳走になったみち子は
お礼にアイロンかけをお手伝いすることに…。
みち子は
たくさんのアイロンかけを終えました。
そのお礼にと、また、ネズミさんが
みち子のリボンにアイロンをかけると
リボンの上には小さな銀色の星が並ぶのでした。

本当に可愛らしくて
安房直子さんらしいメルヘンチックな
お話です。



他にもたくさんの絵本を借りましたが



久しぶりに
手にした、いわむらかずおさんの
14ひきのシリーズ。

子供達もこのやさしい絵のシリーズが
大好きでした。

私の実家でお盆などを過ごした時には
総勢14名だったので
このごはんのあとの団欒のページは
自分たちに重ねて見てしまいました。






絵本は
子どもだけでなくて
最近は
大人も読む人が増えているそうで。

確かに
その時々に自分を重ねて
絵本の世界を覗くと
また違う世界が見える気がします。

昔、子供達のために借りた絵本が
いま、こうして
自分の為に借りるとは思いませんでしたが
活字だけでなくて
絵と言葉で読む絵本は
大人の心にも優しいと感じます〜




昔、父に読み聞かせてもらった本は
金太郎やもも太郎や
グリム童話でした…

今、思い返すと
不器用な父が優しく面白く
読み聞かせてくれた
なんだかくすぐったい記憶です。




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