このところ週末からいろいろと
忙しさに追われる毎日です。

そんな中で
父が体調を崩していると
母から電話で聞いていました。
私が実家の近くに住んでいないので
状態が電話でしか分からないのですが
あまり、良好という感じではない様です。

娘にとって父というのは
お喋りをする相手ではないので
実家へ電話をしても父と話すことは
無かったのですが
久しぶりに電話に出てもらい、少しだけ話をしました。

病気の後遺症で思うように言葉が出てこない父ですが
一生懸命、私の問いに応えてくれます。
あまり、長い話はできないので
一方的に話しかける感じの会話ですが
息づかいで聞いてくれているのが伝わります。
ある程度話したところで
母が代わりに
「なんか、一生懸命頭を振ってうなずいていたけど
言葉で話をしないから分からんよね笑
受話器の向こうでうなずいている父を想像して
目頭が熱くなります。

若いときはとても厳格で怖い人で
そんな父に素直になれなかったりしましたが
自分が親になって分かる父の愛。
歳の数だけの年輪を重ねて
やっと父の偉大さを感じています。

今日は食欲もあって少し良くなったようですが
ちょっと元気がないようです。
大丈夫、そばにお母さんがいるから
ゆっくり元気出てくるよ。



 
「塩バウム」ネーミングに惹かれて…
今、冷蔵庫で寝かせています。



この言葉は
作家詩人の吉井春樹さん の
一語一絵という企画に乗っかって
描いてみました。


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また、電話しようねもみじ