どんぐりと山猫    宮沢賢治   
絵 MOTO

学校で作った作品などを持ち帰ったモト。
「どんぐりと山猫」
題名は覚えているのに
どんな話か忘れてしまっている私です。

▽あらすじ

ある日、山猫から葉書をうけとって、
一郎は森の「裁判」にでかけました。
たくさんのどんぐりたちが誰が一番えらいかを
あらそっているというので、一郎は
「いちばんばかで、めちゃくちゃで、
まるでなってないようなのが、
いちばんえらい」と言い渡したらどうでしょう
と告げます。
どんぐり達は、自分がそうだと名乗り出るものはなく、
しーんとして固まってしまいます。
裁判をひとことで片付けた一郎は名誉判事になります。
これからも葉書が来たら裁判に来てください
と依頼され、一郎は快諾します。
ただ、葉書に「明日、出頭すべし」と記載することは
遠慮してもらいました。
一郎は、金色のどんぐりが入ったますをもらいましたが
家に着いたときには、茶色いどんぐりに変わってしまいます。
その後、山猫から葉書が来ることはありませんでした。

というお話です。
もう一度、宮沢賢治作品集を読んでみようかな本
このお話、絵本も出ているようです。
高学年の読み聞かせに向いているかも?
どんぐりと山猫 (画本宮沢賢治)/パロル舎
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宮沢賢治さんの童話も子供の頃よく読みましたが
心に残っているのは
「月夜のでんしんばしら」というお話です。
冬の風の強い夜は今でも時々この話を思い出します。
でんしんばしらが行進しているという風景を
想像していた頃(少女でしたね~)を懐かしく思ってしまいます。

カズやモトはこの話、どんな風に思うんだろう??