練習帆船「日本丸」が昨日(3/20)神戸港に入港しました。
世界中の帆船中で最大級の日本丸(2,750t)は、「太平洋の白鳥」と呼ばれる美しい船です。
珍しく高浜岸壁(mosaicの前)に着岸するというので、早めに撮影場所の下見をしようと8時にハーバーランドに行きましたが、朝7時に客船「NUSATICA号」(30,277t)が中突堤に着岸して、中突堤の先端(高浜岸壁側)には入れません。
神戸港防波堤から入ってくる姿を撮影したかった私は、メリケンパークで待機することにしました。
神戸港の入港予定では9時半入港予定でしたが、9時45分に日本丸が見えました。
ちょうど神戸空港を離陸する飛行機と一緒の写真が撮れました。
左に進路を変更する日本丸のちょうど正面を撮ることができました。
多くの練習生が甲板やデッキに整列しています。
接岸時に日本丸の船体を押すタグボートが2隻付いています。
海面の光の反射で日本丸の船体が美しく光っています。
メリケンパークで正解だったようです。
この後、接岸風景を撮るためにメリケンパーク・オリエンタルホテル前のデッキに走りました。
メリケンパークや高浜岸壁からはこの光景を見ることはできません。
旧神戸港信号所の左にUW旗(ご安航を祈る)が、右には「KOBE」の国際信号旗が掲げられていました。
帆船は客船と異なり、自力で接岸する動力はありません。先端にタイヤを付けたタグボートが岸壁に押し付けていきます。
日本丸の乗組員・練習生・岸壁でUW旗を振り迎える人々・・
いつもの神戸港の風景が戻ってきました。
中突堤から高浜岸壁に急いで移動する際の風景です。
mosaicの2階デッキから超広角レンズで撮影しました。
船体をロープで固定して、タグボートが離れていきました。
左舷の錨が垂れ下がっていますが、よくある光景ですね。
タラップを設置して練習生が降りてきました。
船体の状態を見ていましたが、実際に目で見ることが大切なのでしょう。
普段は新港第一突堤に着岸することが多い練習船ですが、観光客の多い今の時期に高浜岸壁に停泊してくれると、食事や買い物の途中に美しい帆船を見ることができます。
神戸市民として有難いことと感謝しています!
練習生の皆さんが、実習を通して知識や経験を深め、将来活躍されることを祈りたいと思います。