春から秋には多くのハイカーで賑わう六甲山系ですが、やはり冬は雪が降り、道路は凍り、訪れる人は少なくなります。

そんな静かな山の冬景色を求めて、ブラリと撮影に。

 

掬星台に向かう途中、摩耶自然観察園付近で樹氷がバラバラと落ちてくるところにあいました。

午前10時近くで気温が上がり、風で落ちているようです。

明るい太陽の光と樹氷の輝きが綺麗でした。

 

 

掬星台へ登る階段で、女性グループにシェール槍への道を尋ねられ、ちょっとビックリ。

地図を読めない初心者かもと心配になりました。

掬星台では冬の透明な空気感のある景色を期待していましたが、意外と水蒸気が多いようで大阪市方面は霞んでいました。

 

三宮方面や新港のフェリーターミナルも霞んでいます。

日の出直後は建物に朝日が当たり、撮影に適していると再確認。

 

ハーバーハイウェイの赤い鉄橋、神戸製鋼所、六甲大橋、六甲アイランドのコンテナ基地のガントリークレーン(通称:海キリン)が良く見えます。

居住地区・商業地区・工業地区・港湾物流地区が層状に並びコンパクトに圧縮された神戸市街地の特徴がよく分かります。

 

掬星台から穂高湖に向かいました。

あいにく湖(池程度ですが)は氷結していません。

1月になればよく氷結しますが、湖岸には氷が融けずに残っていました。

湖の向こうがシェール槍です。

穂高に槍、昔の人は大げさなネーミングをするものですね(笑)

 

桟橋の脚にも氷が。

池面に反射するブルーが綺麗でした

 

穂高湖の堰堤の撮影に行こうと歩くと、先ほど道を尋ねられたグループが昼食中でした。

皆さんプチBBQをしておられ、冬の楽しみかもしれません。

 

六甲山からの新しい景色を探しに、今まで行ったことが無い鉢巻展望台に行きました。

ここは、表六甲ドライブウェイにあり、よく整備されています。

その分、捨てられたゴミの多さに閉口しましたが・・

掬星台より六甲アイランドに近くなり、神戸の海と山の近さを実感できる場所で、違う時間にまた来てみようと思いました。

 

今日は撮影の下見と撮影スポット捜しでしたが、明るい瀬戸内海の日差しを浴びて、六甲山の素晴らしさを堪能できた山歩きでした。

 

来月初旬には恒例の単独大寒ハイキング訓練を行います!