12月になると、神戸市内各地でイルミネーションが輝きます。
一度には回れないので、1回目は南京町(ナンキンマチ)の「ランラーン・フェア」からご紹介します。
夕暮れの元町から南京町に向かいました。
初日(12/9)は金曜日で、多くの観光客があちらこちらで食べ歩きをしていました。
南京町広場では、日没の10分ほど前に点灯され、空がまだ少し明るい中、ランタンの赤い色が映えます。
TV局も中継や取材に来られていました。
長安門からランタンの列が見えます。
異国情緒たっぷりです。
ちなみに神戸は横浜と違って中華街とは呼びません。
南京や上海・広州から来られた中国人が多く集まり、広東料理を中心にお店を営んでいます。大阪は北京料理が大半のようです。
出身地が同じ人々が助け合ってこられたのでしょうね。
神戸っ子の私は、社会人になるまで中華料理=広東料理と思っていました。
次のご紹介は、中止になった「神戸ルミナリエ」の代替イベントとして、東遊園地の「こども本の森」の前で開催された「カッサ・アルモニカ/音楽の宝箱」です。
ルミナリエの最後を飾るドームが建てられていました。
ルミナリエの設営と解体は、例年イタリアから来られた職人さんたちが陽気に実施していましたが、今年は日本人が設営したのでしょうか?
暗くなって点灯され、子供たちが「しあわせ運べるように」を歌う合唱が聞こえ、思わず涙が浮かびます。
1.17慰霊の日に毎年見上げていた神戸関電ビルですが、東遊園地が工事中で、いつもと違う景色です。
最後は「北野クリスマス・ストリート2022」です。
北野坂にあるスタバのイルミネーションは、落ち着いた雰囲気でお洒落ですね。
坂の一番上から三宮方面を見下ろした風景です。
阪急三宮駅の駅ビルで景色が変わりましたが、とても綺麗です!
異人館通りにある英国館に飾られたサンタたちと満月です。
子供たちにプレゼントを持ってきたサンタさんが、満月で見えてしまいました。
可愛いですね。
北野町広場に設置されたクリスマスツリーと風見鶏の館のライトアップ。
あまり観光客には来てほしくないのですが、大好きな神戸バプテスト教会です。
信徒さんたちが集まっていました。
ここは敬虔な宗教の場で、人々の生活に密着しています。
静かにその美しさを見ていただきたいと思います。
神戸のイルミネーションを、大切な人と一緒に、静かに楽しむのが
神戸流儀でしょうか。