舞子海岸(アジュール舞子)で夕日を撮影しようとすると、いつも水平線の雲が邪魔をします。

明石海峡大橋と海に沈む夕陽を撮れなければ、「神戸の写真家」とは言えません。

もはや、真冬のキンキンに冷えた日しか水平線の雲は取れないだろうと、満を持して昨日撮影に行きました。

急に寒くなりましたので、沈む太陽の底がくびれる「だるま夕日」も期待できそう。

 

写真は淡路島の東ですが、空に雲は無く、水平線がクッキリと見えます。

 

太陽が傾いてきて、沈む方向をアプリで確認し、構図を決めて待機。

すでに多くのカメラマンが集まっています。お目当ては「だるま夕日」のようです。

私は、ビューポイントサインを探しにちょっとうろうろ。

ありました。絶好の場所ですが、だるま夕日はこの場所では撮れません。

海に沈むことが条件ですので。

 

元の場所でカメラのレンズを超望遠(400mm)に交換。試し撮りです。

さて、だるま夕日になるか?

 

太陽の左にある貨物船が邪魔をして、通り過ぎるのを待った数秒間の長いこと。

遂に長年の夢だった「だるま夕日」を撮影できました。

心の中でガッツポーズです!

 

舞子海岸では海に沈む太陽は見えないと言われていましたが、冬至間近の季節だけ、海に沈むようです。実際は、この方向には香川県の東かがわ市方面があります。

この場所から、ギリギリ海に沈むようです。

 

夕日が沈むと、カメラマンは徐々に引き上げていきましたが、私はさらに30分粘って、黄昏時の夕景を撮影しました。明石海峡大橋の主塔の上に金星が輝いています。

美しい夕景ですね。

神戸の絶景と思います。