お父が
施設長から
『僕の経験から言うと
あと、3~4週間でしょう。』と
話をされてから
オキノームを0.5mg減薬。
少し覚醒時間が延びて
意志疎通が叶うようになって
治ったり
元に戻ったりする事はないにしても
もう少し生きられるんじゃないか!!っと、思える様になった。

けど、亡くなる3日程前。

呼吸が完全に口呼吸に変化した。

常に口を開けてる状態になった。

その時に
『本当にもう、永くはないかもしれない。』って感じた。

でもそれを言葉にして出したら
本当に引き寄せてしまいそうで、
お母や弟妹に言えなかった。

そして、そう感じた翌日。
やっぱり、その事を1人では
抱えきれなくなった。

夜ご飯の時
夫に
『引き寄せてしまいそうで
怖くて話せなかったけど・・・』っと
永くはないと感じた事を話した。

夫は
『カズがそう感じたとしても、
俺はまだ、◯君(弟①)が言う通りで
お父さん頑張れると思うよ。
あんまり、考え過ぎない方が良いよ。』と。
答えてくれた。

亡くなる2日前には
移動理容室さんで
散髪髭剃り
亡くなる前日は
入浴の日で綺麗さっばり。

どちらも
お父が元々大好きだった事。

老健でのエンゼルケアの時は
看取ってくれたDさんが
『◯さん、お風呂が大好きだったから
今日は、特別にバスクリンを増量して
きれいにしようね。』と
部屋がバスクリンの香りでいっぱいになった。

骨と皮膚だけの
ガリガリに痩せたお父の身体を
皆で綺麗にした。

あの
浮腫んでパンパンだった足も
ガリガリだった。

お父が
頑張って頑張って生き抜いた証だった。


9月の敬老の日辺りに
老健の方が撮ってくれた時の写真。

この時は
まだまだ大丈夫!!って思ってたなおねがい