前にも何度か記事にしましたが 

私の母は、隠れ毒親です。 



ラプンツェル系ともいう。




はっきりした暴力とか暴言じゃないから 

気付くのが難しい。 

むしろ

自分が悪いのかな、 

自分の努力が足りないのかな、 

そう思ってしまう。 


子どもにそんなこと思わせてる時点で 

毒親決定なんだけど。 



自分の命式を見るとよくわかります。 

私は全く
この命式のように生きられていません。


いつから?

最初から。 

物心ついた時から、です。 






私の日干は【庚】です。 

庚とは鉄。
鍛錬されて
研ぎ澄まされて 

刀になっていくもの。 


庚の人は鋭く尖るのがよいのです。 

エッジを効かせてなんぼの星。

そうすることで実力を発揮するし 

世の役にも立つ。 



母は、私の尖っていたところを 

すべて削り取りました。 

少しの凹凸もないくらいに 

削って、削って、丸くしました。 



凸凹はよくないから 

他人といざこざを起こしてはいけないから 

目立たないように 

無難に生きるように 

誰にも迷惑をかけないように 


私に迷惑をかけないように


私を困らせないでね

私に恥をかかせないでね 

私の望む子どもでいてね 

私に従うよい子でいてね 

いつまでも私のおもちゃでいてね 


私もそうして生きてきたんだから 





それが母の望み。 


鉄を削るのだから 

かなりの労力だったはずです。 

それでも母は一時も手を緩めず 

力の限りそれを続けました。 


母の日干は【辛】、宝石の人です。

本来は自分を削り磨いて輝かせる星なのに

自分の人生からは目を背けて

私にばかり構った。


母は周りからは

子育てに熱心な

いいお母さんだと思われていたはずです。



母に削られ続けた私は 

刀ではなく 

ただの丸い鉄くずになりました。 



それが何の役に立つの?

どうやって生きればいいの?

私の個性はどこへ消えてしまったの?

私は誰なんだろう?

何がしたくて生まれてきたんだろう?



ただのゴロンとした鉄の塊。
何もできない、どこへもいけない。


母は十数年かけて私を丸く削り上げ

さあ子育ては終わったと
18になった私を満足顔で

外の世界に送り出しました。


母には、わかっていたんでしょうか。

これだけ削れば
一人にしたところで
私がどこにも行けず、何もできないことを。

ただの鉄くずとなった私は

ずっと母の奴隷でいるしかないことを。




そうすることで
母は祖母への復讐を果たしたのでしょうか。

自分が母親に受けたのと同じ苦しみを

我が子に味合わせることで。




私の月柱には劫財が2つあります。

初めて命式を見たときからずっと
そこがスカスカだと思っていました。

どうしてなのかわかりませんでした。

どうすればいいのかもわかりませんでした。



今はわかります。
私の劫財は
母によってつぶされたということ。
私は強烈な洗脳を受けて育ったこと。
それにずっと従ってきたから
今もまだ自分を見失ったままなこと。

母の洗脳はまだ私の中で機能していて
洗脳されていることにすら気づけなかった。
だから
それを解く方法もわからなかったし
解こうとも思わなかった。


今は、信頼する人の助けを借りて
少し見えてきました。


私は生日中殺を持っています。
けれどおそらくこの宿命も
私の中できちんと機能していません。

この宿命を持つ人は
親の期待を裏切り続けて
家系のパターンを壊していく役割があると
言われています。

私は、親の期待を裏切ることができていません。
まだ母の呪いを解けていません。


私の人生はまだ何も始まっていないのです。


ずっと奴隷のままでした。

優しい母の言うことを聞いて
何でも従って
そうしなければ生きていけませんでした。
私が私として生きることを
許してはもらえませんでした。
従順な母のコピーになる以外に
私の生きる道はありませんでした。






もっとも悪いことは
毒親は毒親を生む、ということ。

私も今、毒親になっています。

ずっと母を毒親と認識できず
自分に非があると思っていました。


悪いのは私だ。
お母さんじゃない。



そう思っている限り
子どもにも同じことをします。
子どもの中に問題を作ります。


悪いのは子どもだ。
母親ではない。




自分が毒親だと気付かない状態で
もう10年も子育てしてしまいました。

そして最近は
子どもの発達に問題があるのではないかと
真剣に悩んでいました。
自分も発達障害だし
子どももそうだと思っていました。


そんなわけない。



母の洗脳を解き
本当の自分を生きるための戦いが

やっと、やっと今、始まっています。


あとどれだけ時間が残っているのか
どこまでやれるのか

とにかく行動あるのみ。