自立心の星について、
前回から熱く語っております。
 

 
自立心の星の欲求は、
自分を知りたい。自分を見ていたい。

この世界に「個」として存在することの
喜びを味わいたい。

他の誰とも違う
たった一人の存在として、
体を持ち、生きることの喜び。


「ここに、わたしがいる」

「これが、わたしである」


それは
この世界に生きている全人類が持つ
極めて原始的な欲求。

だってあっちの世界はワンネス。
自分も他人もいないのだから。




で。

その喜びをどんな風にして味わいたいか、
というところで
比肩と劫財、2つのタイプに分かれます。



【比肩】
「私そのもの」を味わいたい人。
この体、この心、そのものを愛したい。
表現したい。
それによって喜びを感じる。
この星の人は自分の本体に興味が向きます。
自然、自己主張も激しくなるし、
自分がどう見られているかも気にするし、
なんつーか、我が強いよね。



【劫財】
「私の能力」を味わいたい人。
この体と心を使って、
自分は世界にどんな影響を与えられるのか。
どんな風に周りのモノを動かせるのか。
そこに興味が向く。
自分の力を使って世界を動かすことで
喜びを感じる。
社長的な視点ね。
ストレートな比肩と比べると
ちょっとずる賢い感じもある。


どちらも
「自分」を楽しみたいのは同じですが
興味の形が違うのです。



ここで例を出してみよう。
はい、ワンピースのお時間ですよ。


まずはこの命式を見よ。
ド迫力。


劫財3つに比肩1つ。
成分割合は、自立心90%でございます。
そして劫財帝旺が2つっていう。
この件についてはまた後日語ろう。


この命式、誰のモノかというと・・・




我らが、ナミすゎ~ん😍😍😍です。




なんか、納得(笑)。


麦わらの一味の船長はルフィですが、
実権を握っているのは
間違いなくナミ。
彼女がいなくなれば
一味の航海は成り立たず
あっという間にガッタガタ、
空中分解してしまうでしょう。

それは単にナミが航海士だからではなくて。

あの個性的すぎ、自由すぎなメンバーが
不思議にしっかりまとまって
いつも同じ方向を見続けていられるのは、
ナミの持つトリプル劫財のおかげなのです。

いくらルフィにカリスマ性があったって
冒険は一日限りのものじゃないですからね、
絶対あのバランスは保てない。


ナミが見ているのは海や天候だけじゃない。
メンバー全体の性格、特性、状態も
常に把握して、
状況に応じた
的確な指示を出しているのです。

そして、
あの強烈なメンバーの中だから
ナミがここまで偏った星を持ってても
そんなに悪目立ちしないっていうのも
あるよね。

ナミの劫財性は、そんなわけで
一味にとって欠かせない才能なのです。





そして比肩の方は。




こういうやつよ、こういうやつ。
これぞTHE比肩。





ナミの命式を出した時
戦慄を覚えました。

だって、ナミの誕生日って
おだっちがテキトーに決めたやつよ?
『ナミ』だから7月3日にしたのよ?
なのにこのハマりっぷり・・・


すごくね?
やっぱワンピース、すごくね?



ちなみに麦わらの一味は
チョッパーとブルックを除く全員が
「比肩」を持ってます。
それくらいじゃないと
あの中ではとてもやってけないのかw

でも、
この2人は自立心はないけど
冠帯があるんですよ。
その辺でうまくバランス取れてるんだね。
きっと。



ということで
今日は比肩と劫財、
そして
おだっちやっぱりすごい!
というお話でした。

ではー。