前回に続き
モンキー・D・ルフィの十干について
鑑定をお送りします。

 


前回の記事




改めまして、ルフィの命式はこちら。




前回は日干の「丁(ひのと)」について

書いたので、
次は蔵干の「己(つちのと)」について。

蔵干はその人の幼少期(0~8歳くらい)を

表していると私は思っています。

『ONE PIECE』の中では
ルフィの幼少期の回想シーンとして
7~8歳の頃の様子が出てくるという、
なにこれ四柱推命のために描いてくれたの的な

話があるのですが。

ていうか、

実はこの作品の主要キャラはほぼ全員
8歳くらいの時に衝撃的な体験をして

今に至ってるんですよね。
何のメッセージなんでしょうかね。

ルフィの幼少期といえば、
昨年夏に公開された映画『FILM RED』の中で
シャンクスやウタと出会うシーンが

記憶に新しいですが、

原作では、この時期に
エースとサボという

とても重要なキャラとの出会いを

果たしています。

その頃のルフィはというと、
まず、
ゴムゴムの実を食べて

ゴム人間になってしまうわけですが、
それから毎日、
その能力をどう使うか必死に考えて、
地道な訓練を重ねていきます。

ものすっごく、コツコツ型です。

そう、あの

「ゴムゴムのぉ~ピストルぅ~!!!」は
ぱっとできた技ではなくて、
伸びる、という

極めてシンプルな身体特性を使って
なんとか攻撃力を上げられないかと
ルフィが日々考えに考え

努力した結果なのです。

あなたがゴムゴムの実を食ったからといって
いきなりあの技を出せたりはしないのです。
ただ伸びるだけです、びよーん、と。

そのたゆまぬ努力、

それを息をするようにできるのが
「己(つちのと)」つまり畑の人たちなのです。
だから己の人たちは、
時間をかけて大きな仕事を達成するのに

向いているし、
実際それが好きな人も

多いのではないだろうか。


結果を焦らない。
とても大切なことだと、
せっかち代表の「庚(かのえ)」な私は

思うのであります。


ルフィのコツコツ精神は

仲間集めにおいても発揮されます。

「10人は仲間がほしい!」と言いつつも、
確実に信頼できる人材を

時間をかけて一人ずつ慎重に選んでいく。
(9人目のジンベエが仲間になった時には、

連載からすでに20年以上が経過しているw)

この指とーまれ、で、

とりあえず10人集める!

とかじゃないのです。

己の人はとても慎重で、
時機が来るのをちゃんと待てる人。
そして、集めた仲間が育っていくのを

程よい距離感で助け、

見守れる人でもあります。

ワノ国編で

モモの助が立派に独り立ちできたのも
ルフィの功績が大きいと思う。


己の努力が実を結ぶ時
豊かな大地にたくさんの恵みが実った時
それによって幸せになれる人がたくさんいる。

己さんにはぜひ
自分の信じた道を
焦らずじっくり

歩んでいってほしいと思います。
ルフィのように、

周りを気にせず、自分だけのペースで。

その先に、

誰よりも大きな結果を

残すことができる人なのです。
 

 

***

 

で、ルフィの場合は己が蔵干なので
先天的に己的な生き方をしていて、
そこに成長と共に少しずつ

丁テイストが混じってきます。

だから、
ルフィがレイリーさんくらいの歳になったら

今よりもっと
「まさに丁!」という感じの人に

なっているのでしょうなぁ。
しかもルフィは十二運星に

「冠帯」というイケメン星も持ってるから

色気がヤバそうだよね、もうw


というわけで、
次回はエースとサボの十干をネタに
丙(ひのえ)、戊(つちのえ)あたりの星について

語っていこうと思いまっす。

乞うご期待。