せっかち芸人2⃣ ”せっかちは親ゆずり” 中川家・礼二さん(2回目)
① 46番己酉 寅卯天中殺
② 年支・天報星
③ 鳳閣星過多(天干・鳳閣星×2と日月鳳閣星半会)
④ 気の偏り 入力ゼロ
⑤ 年支天報星
前回、気の偏りをみたので、つづけて気の分布を見てみたいと思います。
陰占は無意識で、自分自身ではそれが当たり前のことなのでわかりずらいのですが、星の趣きやバックグラウンドがしっかり把握できるだいじな占技なので超重要です。
★気の分布
気は木・火・土・金・水の五行あって、この並びで作用しているのですが、礼二さん(土性)が、自分を中心にして、前に出ていく気が多いのか、後ろから来る気が多いのかを見てみたいと思います。
前に出る気79%、うしろから来る気12%で圧倒的に自分から前へ前へと出ていく気が多いです。自分がポジティブに前に出ていく人。
それに前回みた入力ゼロの偏りにより、結果的に表現がより強くなる傾向があったので、余計に前に出ていく要素が強まっている状態です。
前に出る気が多い日干主導型は、日干の自我の成熟度、空度加減で、かなり現れ方に違いがでてきますが、礼二さんの場合、もともと少な目な自我を、気の偏りによって強くなった自制(役割)が、うしろから直接強打するので、役割に入ったものを自分が受けて、よりストレートに表現する傾向になっていると思われます。
見た目の数字の力関係に、見えない変化が起こってより気のメリハリが強くなっています。
★気の主客比率
これは、自分と目の前の世界(対象)のあいだに、距離があるかないかをみるものです。
主観とは、磁石のS極とN極のように、ぴったりくっついて、そこに違和感はなく、一体となってその世界(対象)に溶け込みます。溶け込むというより、すでに自分の一部です。
客観は、S極とS極のようにくっつかず、目の前の世界(対象)とのあいだに距離があります。一体にならない、一体になれない。
そのためその距離が違和感となり、距離を実感で埋めようとします。気の本能が埋めようとして、実感を欲しがります。本人というより”気自体”が一体感がほしくて、一体になりに行く、本人の意識のいかないところで、です。
礼二さんは主観26%、客観74%で、圧倒的客観で、実感欲しがり体質です
主観は目を閉じていても、何もしなくても、その世界(対象)と一体になれますが、客観はそれだけでは、違和感しかなく、心地悪すぎて居ても立っても居られません
その違和感という隔たりの溝を埋めるため、じぶんがそれを直接することで実感していく作業が必要です
明日は気の流れを追いながら、礼二さんの星の世界をのぞいてみたいと思います。
この偏りが、礼二さんの陽占に、どんなふうに現れているのか、ますます楽しみです。
しかしいまだもって、せっかちの素の影もみえてきてないです
あしたにつづきます。
まちがい・かんちがいは多々
そのうえ自論&推測のおまけつきです
勉強中につきご容赦ねがいます
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記述のない『』内、図、グラフ等は
青龍塾の講座より引用しています
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