こんにちは😊
今日は、八つのほこりの中の「ほしい」のほこりについて書きたいと思います。
(※天理教ではよくない心遣いのことを「ほこり」と言うんでしたね。
ですから、今回紹介する「ほしい」のほこりも、よくない心遣いの一つです。それを踏まえた上で読んでいきましょう。)
【ほしいのほこりとは】
「ほしい」のほこりとは、働いてもいないのにお金を欲しがったり、不相応に良いものを着たい、食べたいと思ったり、あるが上にも欲しがるような心です。
例えば、今、車を持っているのに、新作の車を欲しがったり、たくさん服を持っているのにもっとたくさん服がほしいと思ったり。
これらの心遣いがほこりです。
一方で、
お腹がすいてご飯が食べたい、とか、寒いから暖かい服を着たい、など、人間として必要不可欠な欲求なら、それはほこりではありません。
先の例のように、あるが上にも欲しがるような心がほこりとなるんです。
【たんのうの心が大切】
そのような「ほしい」のほこりを積まないように天理教では「たんのう」の心というものを教えて頂いています。
「たんのう」とは、現代語ではたとえば、「ステーキを堪能する😋」のように使われたりしますが、少しこれと似ています。
「たんのう」とは、今ある状況、自分の置かれている状況に満足する心です。
たとえば、今、車を持っているが、新作の車が出て、それがすごくカッコいい。何としても欲しい、と思ったとします。
しかしそこで、今ある車に満足する。
「別に買わなくとも、今ある車で充分ではないか😊」
と。これが「たんのう」の心ですね。
今は車の例を挙げましたが、これに限らず何事においてもそのように思えるかどうかがポイントになってきます。
どうしても自分の好きなもの、例えば女性の方ならオシャレを楽しみたい方も多いでしょうが、そういった時に、今ある服などに満足できるか、というのがポイントになってくるのです。
【たんのうはSDGsにも繋がる】
今あるものに満足する「たんのう」の心ですが、これは資源を大切にする、ということにも繋がると思います。最近、話題のSDGsにも通じることですよね。
今の時代は大量生産大量消費の時代ですが、やはり資源の無駄遣いが多いです。すると、地球環境も破壊されたり、無駄なお金・コストがかかったりもするでしょう。
だからこそ、今あるものに満足し、今あるもので代用する、充分に活用させて頂く。
教祖は、「物を大切にしなされや」と仰いましたが、まさにその通りですね。
今持っている物を大切に扱い、長く使用する。
そして最後使えなくなったら、充分使わせて頂いたということで、感謝の気持ちを込めて処分させて頂く。
こういった姿勢がすごく大切になってくると思います。
【まとめ】
ということで今日は「ほしい」のほこりと、それを踏まえて「たんのう」の心について説明させて頂きました。
みなさんも「もっと欲しいもっと欲しい」ではなく、「今あるもので充分ではないか😊」と「たんのう」して、満足して、毎日を過ごして頂けたらなと思います。
そうすればきっと毎日満ち足りた気持ちで過ごせると思いますよ😊
それでは今日はこの辺で。最後までお読み頂きありがとうございました😄