最近「和菓子のアン」という本を読んで、上生菓子を食べたくなり、買ってみました。
デパ地下の和菓子屋さんでバイトするアンちゃんが、ゆる〜い謎解きをするというお話。そこに出てくる上生菓子には、一つひとつにストーリーがあるところに魅力を感じ、実際に食べてみたくなったのです。
塩瀬総本家
昨日は、渋谷で手土産を買うついでに、何気なく「塩瀬総本家」の上生菓子を購入してみたのですが、調べて見ると、歴史のある名家でびっくり!
「塩瀬総本家」は、670年以上続いている老舗中の老舗。創業は、なんと室町時代に遡るとのこと。すごい歴史ですね
🍵🍵🍵
数ある上菓子のうち、2つほど購入しました。
「山吹(やまぶき)」
つぶあん
やまぶき色の元になっているあの「山吹」ですね。実際は、黄金色の花。4月から5月にかけて山に咲き、春の訪れを祝うような鮮やかな色が印象的です。
緑の山の中に咲く黄金色の山吹一輪を、この上生菓子で、表現しているのでしょうか。とてもかわいらしい1品。お味は、ねっとりしすぎず、ほどよい甘さでおいしいかったです。
「びわ」
ういろう、黄味餡
見た目がかわいく、一目惚れ ういろうの食感と、風味豊かな黄味餡がとても絶品!これは、もう一度食べくなりました。
🍵🍵🍵
上生菓子は、見た目も味も楽しめるのがいいですね。一つひとつ、その源泉のストーリーを調べる楽しさもあり、魅力にハマってしまいました。ぜひ、季節ごとに楽しみたいと思います。