センバツ準々決勝の結果です。


第1試合。


星稜(石川)5−0 阿南光(徳島)


第2試合。


健大高崎(群馬)6−1 山梨学院(山梨)


第3試合。


中央学院(千葉)5−2 青森山田(青森)


第4試合。


報徳学園(兵庫)4−1 大阪桐蔭(大阪)




星稜は春は初めて。健大高崎は2012年以来、12年ぶり。中央学院は春夏通じて初めて。報徳学園は2年連続のベスト4です。




第1試合、初回に星稜が1点先制。2回も3点。4回にも1点を加え、5−0としましたがその後は両チームとも無得点で試合終了となりました。


阿南光は3回と9回にヒットを1本ずつ打っただけでした。


星稜は石川県勢として初めての春ベスト4です。これまでは星稜が4度、金沢が3度、日本航空石川が1度の8強が最高でした。北信越勢で4強入りしたのは2015年に優勝した敦賀気比以来、9年ぶり10度目。過去には長野と福井が4度ずつと富山が1度、4強入りしています。星稜は夏の甲子園では1995年、2019年と2度の準優勝があります。


星稜は春夏通算38勝目を挙げ、37勝で並んでいた箕島と高知を抜き、歴代単独33位となりました。北信越勢では41勝の松商学園に次ぐ2位。準決勝に勝てば、銚子商と並ぶ歴代32位の39勝目となります。春は歴代39位タイの14勝、夏は同29位タイの24勝を挙げています。




第2試合、健大高崎が5回に4点先制。7回にも2点を加え、引き離しましたが山梨学院が8回に犠牲フライで1点返しました。


健大高崎は初出場だった2012年以来のベスト4です。山梨学院の連覇の夢は消えましたハートブレイク


群馬県勢がセンバツで4強入りしたのは桐生が1936年に準優勝、47年に4強入り、55年に準優勝、78年に4強入りした4度と、健大高崎が12年に4強入りしたのに続く12年ぶり6度目。準決勝に勝てば69年ぶり3度目の決勝進出となります。




第3試合、青森山田が初回に1点先制しましたが、中央学院がそのすぐ後の2回表に3点を取り、逆転。


中央学院は4回にも2点を追加。青森山田は9回に1点を入れましたが及びませんでした。


中央学院は春夏通じて初の4強入り。千葉県勢がセンバツで4強入りしたのは1971年に4強入りした木更津中央(現:木更津総合)、72年に4強入りした銚子商、81年準優勝の印旛(現:印旛明誠)、95年準優勝の銚子商、2008年に4強入りした千葉経大付、2019年準優勝の習志野に続く5年ぶりで7度目。過去6度の準決勝は3勝3敗となっています。


関東勢が2校以上、4強入りしたのは2012年にともに4強入りした健大高崎と関東一以来、12年ぶり13度目。 秋の関東大会には含まれない東京を除けば1973年に優勝した横浜と4強入りした作新学院、88年にともに4強入りした宇都宮学園(現:文星芸大付)と桐蔭学園、92年に準優勝した東海大相模と4強入りの浦和学院、98年に優勝した横浜と4強入りした日大藤沢、2000年に優勝した東海大相模と4強入りした国学院栃木に続き、24年ぶり6度目です。


青森山田は3回目の出場で初のベスト4進出はなりませんでした。ヒットは中央学院が9本、青森山田は11本だったのですが14残塁が響いた結果となりました。




第4試合、初回、報徳学園が2点を先制。その後、両チーム得点することは出来ずに回が進んでいき、8回表、大阪桐蔭は2アウトからの連打で1点を取るがその裏、報徳学園はヒットと暴投で2点を取りました。


大阪桐蔭は報徳学園に昨年の準決勝に続いて敗れました。同校が同一チームに2敗以上したのは、甲子園94試合目で初めてです。大阪勢は春夏通算400勝に王手をかけていたが、今夏以降に持ち越しとなりました。