センバツ4日目の結果です。


第1試合。


宇治山田商(三重)5−4 東海大福岡(福岡)


第2試合。


広陵(広島)3−1 高知(高知)


第3試合。


青森山田(青森)4−3 京都国際(京都)




第1試合、2回表に宇治山田商が犠牲フライで先制。3回裏に東海大福岡がタイムリーヒットで同点。その後、宇治山田商が4回に3点。5回に東海大福岡が3点取って6回に宇治山田商がタイムリーヒットで勝ち越し。


9回表、東海大福岡は無死からランナーを出すもダブルプレーで2アウトになり、最後の打者もファーストファウルフライでアウトになりました。


宇治山田商は2008年春以来の甲子園で、1勝した同年春以来、春夏通じて甲子園2勝目を挙げました。


三重県勢はセンバツで福岡県勢に3連勝です。1996年の1回戦で津田学園が小倉東に1−12で敗れた後、99年の1回戦で海星が九産大九州に5−4、2000年の1回戦で四日市工が戸畑に14−1で連勝していました。通算成績は5勝2敗。夏は2戦2敗で春夏通算の対戦成績は5勝4敗となりました。


東海大福岡はセンバツのみ3度目の出場で初めての初戦敗退です。




第2試合、広陵が1回、悪送球間に1点先制。3回にもタイムリーツーベースで1点を加えました。


高知は8回に相手の悪送球で1点返しましたが9回に広陵がタイムリーツーベースで1点を取りました。


広陵はセンバツ通算43勝目を挙げ、龍谷大平安と並ぶ歴代5位。 歴代最多は中京大中京と東邦の58勝。広陵は夏が歴代15位の35勝で、春夏通算は78勝目。77勝で並んでいた東邦を抜き、歴代単独7位となりました。次戦に勝てば79勝で同6位の天理に並びます。春夏通算の歴代最多は中京大中京の136勝。




第3試合、1回裏に青森山田が2本のタイムリーヒットで2点先制。4回表に京都国際が内野安打で1点返すと5回裏に青森山田がタイムリーヒットで1点追加。


しかし8回表、京都国際はエラーやホームスチールで2点取って同点。


9回裏、青森山田は一死から三塁打の走者を置き、次打者がサヨナラヒットを打ちました。


青森山田はセンバツ初勝利です。


青森県勢が2校同時に初戦を突破するのは初めてで前回2校同時の出場だった2016年は八戸学院光星が初戦で開星を下したが青森山田は敦賀気比に完封負けしていました。


近畿勢は開幕5連敗です。近畿勢の開幕5連敗は2013年大会以来、11年ぶり。残る近畿勢は2校です。 11年前の近畿勢は開幕から履正社、大和広陵、龍谷大平安、京都翔英、報徳学園が相次いで敗れ、初戦5連敗となりました。 この大会で連敗を止めたのが大阪桐蔭。1回戦を勝ち上がった遠軽と2回戦で対戦し、11−1で快勝しました。 今大会、残る近畿勢は前回4強の大阪桐蔭と準優勝の報徳学園。ともに22日に1回戦を迎え、大阪桐蔭が第2試合で北海と、報徳学園が第3試合で愛工大名電と対戦します。