センバツ3日目の結果です。


第1試合。


創志学園(岡山)7−0 別海(北海道)


第2試合。


山梨学院(山梨)7−1 京都外大西(京都)


第3試合。


中央学院(千葉)7−1 耐久(和歌山)




第1試合、4回に創志学園が犠牲フライを打ってノーヒットで1点先制。5回もタイムリーヒットなしで3点を加え、7回はタイムリーヒットに悪送球も絡んで2点追加。8回もスクイズで1点加えて7−0で勝利しました。


別海は失策5が響いた結果となりました。21世紀枠は初戦9連敗です。


創志学園のセンバツ勝利は2016年以来、8年ぶりで岡山県勢のセンバツ勝利もその時以来です。


ちなみに岡山県勢が21世紀枠と対戦するのは今回が初めてでした。




第2試合、2回表に京都外大西がショートゴロの間に先制しましたが京都外大西の得点はこの時のみ。4回に山梨学院がスクイズで同点とすると6回に2点。7回に4点を取り、突き放しました。


センバツ優勝校が翌年も出場を果たしたのは今大会の山梨学院が42度目で、初戦の成績は32勝10敗。戦前は前年優勝校が優先出場することが多く、前年優勝校が出場しなかった年はない。戦後は山梨学院が25度目で20勝5敗。優勝が2校、準優勝が3校、4強が3校で、初戦を突破した20校のうち4割が4強以上に勝ち上がっています。


京都外大西は4強入りした1989年以来、35年ぶりのセンバツ勝利はなりませんでした。




第3試合、初回に中央学院が1点先制。6回にも3点加えると7回表に耐久が押し出し四球で1点を返しましたがその裏、中央学院が3点加えて突き放しました。


和歌山から複数校が出場したのは今大会が2年ぶりで、ともに初戦で敗れたのは2014年の智弁和歌山と海南以来、10年ぶり6度目。 2チームとも初戦を突破したのが2年前の和歌山東と市和歌山など8度、1勝1敗が14度です。


耐久の学校創立はペリー来航の1年前の1852年(嘉永5)、創部が1905年(明38)で甲子園初出場までにかかった年数は最も長い。創立は藩校、学寮などの前身を含めると世田谷学園の1592年(文禄元)のようなケースもあるが、学校が定めた創立年や設立年に基づくと甲子園経験校では呉港の1818年(文政元)、興譲館の1853年(嘉永6)、慶応の1858年(安政5)とともに数少ない江戸時代。創立173年目(創立年を1年目とカウント)は08年春の興譲館(156年目)を上回り最も遅い。創部120年目の初出場も過去最も遅い19年春の富岡西(創部1900年)に並びました。


中央学院は春夏通算3度目の出場で甲子園初勝利を挙げました。