選抜高校野球が開幕しましたね。


行進は前年優勝の山梨学院を先頭に準優勝の報徳学園、そして南から北の順番。


星稜と日本航空石川の時の大きな拍手に涙😢


行進の後に能登半島地震で犠牲になられた方々に黙祷をして。


選手宣誓でもセンバツ100年や能登半島地震のことに触れていましたグッ青森県勢の選手宣誓は春夏通じて初です。


開会式前には「今ありて」の作曲者、谷村新司さんを追悼する映像がビジョンで流されたそうです。


今大会から低反発バットが導入されます。2019年夏の大会で打球を顔面に受けた岡山学芸館の投手が骨折したのがきっかけです。


甲子園球場の歴史の映像には阪神・淡路大震災や東日本大震災の年の大会も。


東日本大震災直後のセンバツで当時、初出場だった創志学園の主将の選手宣誓の映像も映って。


センバツ第1回の1924年も関東大震災の翌年で「野球を通じて生徒たちに純真明朗な気風を吹き込むとともに、国民の希望の灯をともしたい」という願いをこめて誕生したらしいですおねがい




1日目の結果です。


第1試合。


八戸学院光星(青森)5−3(延長11回タイブレーク)関東一(東京)


第2試合。


星稜(石川)4−2 田辺(和歌山)


第3試合。


熊本国府(熊本)2×−1(延長10回タイブレーク)近江(滋賀)




第1試合、5回裏に関東一が1点先制。7回表に八戸学院光星が追いつくと関東一が8回裏に1点勝ち越し。9回表に八戸学院光星が同点とし、2−2のままセンバツ初の開幕戦タイブレークへ。


10回裏、関東一は一死満塁。この大ピンチを八戸学院光星は2者連続アウトで凌ぐと11回表、ヒットや暴投などで3点を取り、勝ち越し。11回裏に関東一も暴投で1点取りましたが及びませんでした。


八戸学院光星は春夏通算開幕戦3戦全勝。春夏通算で開幕戦に初戦から3連勝したのは史上9校目。最長は県岐阜商の7連勝で現在も継続中。松山商と天理は4連勝に伸ばした後に敗れました。3戦3勝だった日大三、高知、倉敷工、高知商、敦賀気比のうち日大三、倉敷工、高知商、敦賀気比は継続中となっています。


逆に東京勢はセンバツの開幕戦で3連敗となりました。1970年に日大三が2―0で八代東を破った後は、84年に法政一(現:法政)が2―7で私神港(現:神港学園)、2002年に二松学舎大付が4―5で大体大浪商に連敗していました。通算成績は3勝5敗。夏は02年に帝京が11―8で中部商を破ったのが直近で通算成績は4勝2敗。春夏通算では7勝7敗となりました。




第2試合、星稜が2回と4回。田辺が3回、4回にそれぞれ1点ずつ取り、その後は両チーム無得点のまま9回に星稜が2点取り、勝ち越し。田辺も9回裏に二死2,3塁まで粘りましたが及びませんでした。


星稜は1月1日に発生した能登半島地震で学校も被災し、棚が倒れるなど安全確認や片付けのため、始業式が1日遅れ、リモートで行いました。野球部もグラウンドの一部に亀裂が入るなどの被害があり、グラウンドでの練習が行えたのは2月16日、センバツの約1か月前でした。


星稜の山下智将監督は甲子園初勝利です。春夏合わせて4回目出場の田辺は、前回センバツに出場した1948年以来、76年ぶりの白星を挙げられませんでした。


21世紀枠で出場したチームは21世紀枠同士の対戦を除けば23連敗となりました。 一般選考で選ばれたチームに勝ったのは2015年の1回戦で松山東が5−4で二松学舎大付を破ったのが最後。その後は16年の釜石と21年の具志川商が21世紀枠選出校同士の対戦で初戦を突破したが次戦で敗れています。




第3試合、3回に両チーム1点ずつ取り合い、そのまま試合は早くも今大会2度目の延長タイブレークへ。


10回表の近江はバント失敗やダブルプレーで無得点。


対する熊本国府はその裏に送りバントを成功させ、一死2,3塁から四球を選び満塁。


次打者の時にまさかのワイルドピッチで3塁ランナーが生還し、熊本国府のサヨナラ勝利びっくり


まさかの結末に声をあげた私。


大会第1日に延長戦が2試合行われるのは1968年、2022年に続き史上3度目。2試合タイブレークは史上初です。




開幕日は3試合ともいい試合でした。


何これ、激アツやん!グー