今日7/16は福井市西別院で

「第63期県名人挑戦者決定戦・BC級県大会」が開催されました。

・参加者

 挑戦者決定戦(A級)  20人 (含シード6名)

 B級          14人

 C級           8 人  

 合計          42人 

(A級の様子)

(B級の様子)

(C級の様子)

・挑戦者決定戦は4組に分かれて予選リーグ戦を行った後、

各組上位2名(計8名)による決勝トーナメントにて名人挑戦者を決定しました。

・B級は2組に分かれ、各組上位2名による決戦を行い上位2名を決定。

B級上位2名は来年の県名人挑戦者決定戦への出場権を獲得。

・C級は総当たりリーグ戦により上位2名を決定。

C級上位2名は来年の県名人戦B級県大会への出場権を獲得。

県名人決定戦は9月17日に福井新聞社「閑閑亭」で行われる。

 

<結果>

・A級

予選リーグ…まずは予選リーグの戦いから

1組…抽選の結果、ここが鬼リーグで齋藤五段、山本五段に元立命将棋部の出口2段

   昨年挑戦者の愚息に鷲塚五段というメンバー。激戦揃いでしたが結果は

   鷲塚五段が4-0,愚息が3-1でシード2名が通過。

2組…大滝六段、中西六段のシード組に須長君、清水娘さん、B級上位の西谷さん

   でしたが、六段シードの壁が厚く、両者が3-0で通過。

3組…坪田五段、瀬戸川五段、B級上位の原田さんという市役所リーグに

   酒井五段、事務局長というメンバーでしたが、坪田4-0,瀬戸川3-1で

   市役所の両五段が通過。

4組…中屋六段、清水五段の坂井地区役員に竹下君、五味君、古谷さんが挑むという

   リーグでしたが、中屋六段4-0,竹下君が3-1で学生陣で唯一の勝ち上がり。

挑戦者決定トーナメント1回戦…大滝六段○-×中屋六段。相居飛車戦で中屋六段の攻めが決まったか?

   の局面から、中屋六段曰く「やっちゃった」局面になり、大滝玉がラピュタ状態。

   以下は的確な寄せで、2年連続で若手六段を破る70歳超の大ベテラン。

   (本当に、来年は引退するのだろうか???)

   鷲塚五段○-×坪田五段。対抗形の将棋から堅い玉を活かして鷲塚五段勝利。

   中西六段○-×瀬戸川五段。

   宮越五段○-×竹下四段。学生陣で唯一残った竹下四段(しかし、良く当たるな~)だったが

   連続挑戦を目指す愚息が勝利。

準々決勝…鷲塚五段○-×大滝六段。大滝六段の5筋位取りに鷲塚五段の四間飛車~向い飛車。

     大滝六段が9七角から揺さぶりをかけるが、鷲塚五段も2筋逆襲から石田流に

     組み替えて対抗。

     図の4五歩が石田流独特の仕掛けで飛車角が綺麗に捌けて

     鷲塚五段が制勝。大ベテラン大滝六段はここで討ち取られる。

     宮越五段○-×中西六段。角換わりで宮越五段の早繰り銀VS中西六段の右玉模様。

     図が7六歩に6五桂と跳ね出した局面。図から7七歩成、同金、5八角成、同玉

     7七飛成が怖いが以下5三桂成から清算して5四香の局面は後手玉が詰みまたは

     7七の竜を抜く展開になり先手勝ち。本譜は7九銀、5九玉、2七角成に7三歩

     と飛車先を止めたのが大きく、先手勝ち。

    決勝…宮越五段○-×鷲塚五段。昨年の決勝と同一対戦となった決勝は

       鷲塚五段の四間飛車穴熊に宮越五段のミレニアム。

     図は最終盤。3四桂が来る前に4五歩と突いた局面。図から5五銀に7三角が

     5一の竜に当たるので後手が有利な分かれ。

     本譜は3四桂、4六歩と一直線の攻め合いとなったが2二桂成、同玉以下は

     後手玉が詰まない。4六金と手を戻した一瞬に2八の地点でバラシて後手勝ち。

     宮越五段が2年連続での挑戦者を決めた。

    挑戦者 宮越 淳  五段 (福井市)

    次 点 鷲塚 達也 五段 (敦賀市) 

(準決勝の様子)

 (決勝トーナメント)   

       

・B級 滝  智也 (福井市)

    中村 翔太郎(勝山市)

  滝○-×首藤、中村○-×大西

  「7六歩」のマスター滝さんが初戦負けから破竹の5連勝。

   決定戦にも勝利して、来年の挑戦者決定戦への進出を決める。

   さすがの実力で、店にも白が突く???

    

・C級 山岸 敏雄 (鯖江市)

    江上 純平 (坂井市 春江小6年)

 

(新聞記事)