輝く綿毛・・・ツワブキ
ちあいは最近、多肉植物やサボテンに興味があります
観葉植物もいいのですが、出張が多いちあい、ことごとく枯らしてしまいました
なら、多肉植物やサボテンなら言葉は悪いのですが、”ほったらかし”でも大丈夫かなと・・・
身の回りに緑が欲しいな~~~って思っているちあいです
そんな中、3月10日は”サボテンの日”
岐阜県の”さぼてん村”を経営する、株式会社岐孝園によって制定されました。
日付は、見ての通り、”サ(3)ボ・テン(10)”の語呂合わせからですね。
”サボテンの魅力をより多くの人に知ってもらうため”を目的として、
サボテンが花を咲かす事が多い3月に記念日を制定したそうです。
サボテンは、植物の中では比較的育てるのが簡単だと思われています。
しかし、簡単だとはいっても、放っておいていては育ちません。
日当たりの良いところ、水はけのよい土、土が乾いたらたっぷりの水やり、などなど、
要点を抑えた育て方が必要です
さて、ちあいに育てる事が出来るかな~~~
公園を散策していると林の木陰で、木漏れ日に輝く綿毛がたくさん
この綿毛は、タンポポと同じ綿毛の種
さて、この綿毛の主は・・・
ツワブキ(学名:Farfugium japonicum)
海沿いの草原や崖、林の縁に見られるキク科ツワブキ属に属する常緑の多年草。
日本では、東北地方南部以南の本州、四国、九州で自生します。
国外では朝鮮半島南部、中国東部から南部、台湾などで見られます。
フキに似た常緑の葉とキクに似た花が特徴で、フキの葉に似ていることからフキの仲間と思っている方も多いようです。
しかし、よ~~~く見るとフキの葉とは違い、フキに比べて厚みがあり、表面には光沢がありますね。
花期は、晩秋から初冬にかけての10月から1月頃。
葉の間から30cmから80cm程の花茎を伸ばし、
その先に枝分かれして直径5cm程のキクに似た黄色いを数個まとめて咲かせます。
他の花が少ない時期に咲くので、観賞用に栽培されていることが多いですね
花の写真は、過去に撮ってたな~~~と思い探したら、花の少ない初冬に鮮やかな黄色に誘われて撮影してました
花が咲き終わった後に出来る種は・・・
タンポポに似た綿毛を付けた種が出来、風に吹かれて飛び広がります。
それが今回撮った輝く綿毛の正体、”ツワブキの種”ですね
ホント、タンポポにそっくりな綿毛です
”綿毛”って言うと、タンポポの種を思い浮かべますよね
実は、”綿毛”の種を作る植物はタンポポの仲間のキク科植物に多いです。
どの植物も種に綿毛がついていて、種を遠くに飛ばし拡散させます。
”綿毛”の種ができるキク科植物は・・・
例えば、キク科タンポポ属の”タンポポ”の他に・・・
キク科ノボロギク属の”ノボロギク”
キク科ノゲシ属の”ノゲシ”
キク科アザミ属の”ノアザミ”
キク科アキノキリンソウ属の”セイタカアワダチソウ”
そして今回の、キク科ツワブキ属の”ツワブキ”などですね
さらにキク科以外にも多くあります。
こちらは丸い綿毛とはなりませんが、綿毛が付いた種を飛ばして拡散させる戦略は一緒。
よく見かける種類では、イネ科ススキ属の”ススキ”やその仲間もキレイな穂を出して綿毛が付いた種を飛ばします。
また、水辺に生えるガマ科ガマ属の”ガマ”もソーセージの様な穂から綿毛が付いた種を飛ばします。
綿毛はタンポポの代名詞ではなかったようですね
では、またね