まるで花札・・・ウメとメジロ
うわ~~~、ヤバいです
ちあいもついに、目がかゆくなり、クシャミが止まりません
これって、やっぱり・・・、花粉症ですよね~~~
この分だと、今年はいつもより辛くなりそうです。
なので、早速、薬局に行って鼻炎薬を買ってきました。
薬に頼るのはいささか不本意ですが、生活やお仕事に支障が出てしまうので、仕方がないですよね
スギの花粉は、ピークは3月中下旬頃まで、花粉自体は4月から5月頃まで飛散しているといわれています。
まだまだ2月中旬、先は長そうです
皆さんは、大丈夫ですか~~~
まだまだ寒い日が続きますが、季節は確実に進み、春の草花が咲き始めています
春の兆しが見え始める頃の”立春”も過ぎ、暦の上では”春”
ちあい家の近くの公園では、春の季語にもなっている花が、白や赤、ピンク色の花を咲かせ満開になろうとしています。
もう春なんですね~~~、ふふふ
ウメ(学名:Prunus mume)
中国中部原産のバラ科サクラ属に属する落葉広葉樹。
古くから栽培され、多数の園芸品種もあり、野生化もしていますね。
多くの品種があり早咲きもありますが、
概ね1月頃から3月頃までに白や赤、ピンク色の5枚に花びらを付けた可愛い花を咲かせます。
ここのウメ、7分咲きかそれ以上、場所によっては満開の木もありましたよ
こんな風景を見ていると、もう春ですね~~~、ふふふ
ウメの花を撮影していると、横から飛び込んで来たお小鳥さん
メジロ(学名:Zosterops japonicus)
ちあいの事はお構いない、ウメの蜜を食べるに夢中です
そんな姿を写真に撮っていたら、何かの絵に似ているな~~~
・・・って思って考えていたら、思い出しましたよ
”花札”の”梅に鶯”の絵柄。
メジロとウグイスは違いますが、構図がそっくりだと思いませんか~~~
実は、”花札”の”梅に鶯”の絵柄にはウグイス、メジロ混同しているという説があります。
ネットで調べてみても多く見かけますね。
そこでウグイスの生態を調べてみると・・・
食性は雑食で、夏は主に小型の昆虫など、冬は植物の種子や木の実などを食べます。
そしてウグイスの主な生息場所は藪を好み、とても警戒心のとても強い鳥です。
なので鳴き声が聞こえるけど姿がほとんど見られないと言われるほどです。
そんなウグイスがウメに来て止まることはほとんどないのではないか・・・といわれていますね。
しかし万葉集の中に、”梅の花散らまく惜しみわが園の竹の林にうぐひす鳴くも” という俳句があります。
この俳句の意味は、”梅の花が散るのを惜しんで、私の庭の竹の林で鴬が鳴いています”となります。
昔の人は、ウグイスが藪の中で生活している事は分かっているようですし・・・
メジロの特徴的な白いアイリングをウグイスと見間違えるかな~~~
日本人は、昔から”梅に鶯”が大好ですよね
”梅に鶯”は、古代中国の漢詩に由来するといわれ、日本最古の漢詩集にすでに”梅と鶯”は登場します。
”梅に鶯”の他に、”松に鶴”、”竹に虎”のように風流な”花鳥風月”を表す言葉であって、
実は実際の自然ではほとんど見る事の無い組み合わせです。
花札の中には”梅に鶯の他に、”松に鶴”、”竹に虎”の絵柄もあったりします
昔の人は、”花鳥風月”を花札という遊びに取り入れ、花札の中にも自然の美しい風景を感じていたのでしょうね
・・・と、ちあいはそう思ってますが、どうでしょうか
では、またね