海か川か、どっち???・・・ウ
寒い季節、ちあいはニット帽を愛用してます
その理由は、普段かなり短い髪型、いわゆる”坊主”状態なので、頭が寒いんですよ
そんな冬の真っただ中、2月10日は”ニットの日”
察しが付くと思いますが、”2”と”10”の語呂合せから、”横浜手作りニット友の会”によって1988年に制定されましたそうです。
その後、”日本ニット工業組合連合会”によっても全国的な記念日として1994年に制定されました。
ちなみに、“ニット”とは何かご存知ですか
“ニット”とはいわゆる“編み物”のことだそうです
毛糸で編んだセーターや手袋、そして帽子などを連想する方が多いかもしれません。
しかし、毛糸に限らず糸や木綿などで”編んだ布や衣類”や”編むこと”自体を指す言葉だそうです。
ちあいは完全にニットという素材の事を言っているのかと思いましたよ~~~
今では様々な暖かい衣類がありますが、”ニット”も暖かくてイイですよね
海岸をテクテク歩くお仕事中に、よく見かけるのが大きな黒い鳥の群れ
明らかにカラスではない大型の黒い鳥
群れで飛んでいる姿は壮観です
この子たちの名前は何でしょう
ウ(学名:Phalacrocoracidae)の仲間
飛んでいる姿は真っ黒で、首が長いシルエット。
かなりの数の群れで海岸線を移動しています。
このシルエットは明らかにウの仲間ですね
日本に見る事の出来る”ウ”の仲間は・・・
ウミウ(学名:Phalacrocorax capillatus)
カワウ(学名:Phalacrocorax carbo)
ヒメウ(学名:Phalacrocorax pelagicus)
チシマウガラス(学名:Phalacrocorax urile)
・・・の4種となるわけですが、一般的によく見られるウの仲間といったら”ウミウ”と”カワウ”
この2種の”ウ”の名前の由来は、
”ウミウは海を中心に生活しているからウミウ”
”カワウは川を中心に生活しているからカワウ”
・・・らしいです。
なら、海にいるからウミウじゃないの・・・っと思いますが、どうも違うようです
全国的に見ても、川にいる”ウミウ”もいたり、海にいる”カワウ”もいたりするそうで、
例えば、東京湾にいるウの仲間は、カワウだそうです。
単純にいる場所では区別がつかないそうです。
なら、外見から見分けるしかありませんね
しかし厄介なのが、”ウミウ”と”カワウ”が非常に似ています。
図鑑などので調べると、僅かながら違いああります。
体の大きさが違っていて、
ウミウは全長84cm
カワウは全長80cm
明確に違いがある特徴は、
ウミウは口の端っこの黄色い部分(口角)が尖っている。
カワウは口の端っこの黄色い部分(口角)が尖っていない。
頬っぺたの白い模様が、
ウミウは目の上まで広がっているので大きく見える。
カワウは白い模様の面積が小さいく見える。
真っ黒の体ですが、羽根の光沢が、
ウミウは緑がかった光沢。
カワウは茶がかった光沢。
・・・だそうですよ~~~
”ウミウ”と”カワウ”の違いを踏まえた上で写真を見てみると・・・
こんな遠くのシルエットだけの写真では全く分かりません
コンパクトデジタルカメラでは、これが限界です。
なので、今回は”ウの仲間”で勘弁してくださいね
では、またね