清流の中で・・・ミシマバイカモ
8月29日は、秋田県が1965年に制定した”秋田県の記念日”
1871年8月29日(明治4年7月14日)に、廃藩置県により初めて”秋田県”という名前が使われた日だそうです。
秋田県と言えば・・・
今年の高校野球では、秋田県勢で103年ぶりの準優勝した”秋田県立金足農業高等学校”が話題になりましたね。
野球にあまり興味の無いちあいでも、選手たちの健闘に感動しちゃいました
どんな事も、努力を積み重ね一生懸命な姿は、素晴らしいですよね
まだまだ、猛暑続きの夏
最近、ちあいが散策にお出かけした時のお話
日本一の山の湧水が流れる小さな小川
その湧水の中で輝く可愛い花
ミシマバイカモ(学名:Ranunculus nipponicus var. japonicus)
キンポウゲ科キンポウゲ属の多年生の水草。
バイカモの仲間は、浅くてきれいな河川の水底が砂質で冷水の清流に多く見られる。
ミシマバイカモは、1930年に静岡県三島市の湧水が大量に湧く池で発見された、バイカモの変種。
葉は、水中には房状に細かく分かれた葉が流れに揺られ、水面には掌状の葉が開く。
花期は、5~9月頃と言われています。
梅の花のような花を咲かせ、花の色は白く、中央は鮮やかな黄色。
名前の由来は、”ミシマ”は発見された地域に由来し、ウメの花に似ている事から、
”梅花藻(バイカモ)”と呼ばれるようになったそうです。
1930年に発見されたミシマバイカモ
しかし、高度経済成長により工場などが増え、地下水の使用増加による湧水の減少や生活排水による水質悪化により、
1950年代には絶滅したと思われました。
その後、ミシマバイカモの生き残りが、”日本で最も短い一級河川”で”日本一の山の湧水が大量に湧く”
”柿田川”で見つかったそうです。
現在では、自然環境で現存するのは柿田川のみで、
生き残りを大切に守り、水質が改善した地域に移植し増やす活動が行われているそうです。
さすが、日本一の山の湧水が流れる小さな小川、カメラのレンズが”あっ”という間に曇るほど冷たい水
そんな湧水の中に、緑鮮やかな葉と白く輝く可愛い花の”ミシマバイカモ”が一際目立ちます。
暑い中の散策、冷たい湧水で冷やされた冷気のおかげで、小川の畔は涼しくて快適
しかし、一歩離れると、”灼熱地獄”・・・って言い過ぎですかね
この小川の散策、こんなに快適なら、夏場の散策には最高です
まだまだ暑い日が続きます
また、この小川に行きたいな~~~ふふふ
では、またね