新年1週目が終わろうとしています。
あっという間…
そうそう、たくさん残っていたユズ…
またジャムを作って、やっと全部使いきった。
２回目に焦がした失敗をふまえ、目を離さず、砂糖も多めにしました。
３度目の正直
私にしては上出来
今日は、ドラマの録画を観て、少し本を読んで、もう夕方。
夕ご飯は鍋
白菜を丸１個買ったので、鍋が続くよ～
お正月、やっぱり体重が増えますね💦
寒いから外に出たくないし、どうしても食べちゃうし…
ぐーたら生活してます
『もっと悪い妻』
桐野夏生
桐野さんの描く「毒」や「ドロドロ」が好きです。
今回は短編集なのでパンチ
は軽めです。
お話に出てくる「悪い妻」……
まあ、悪い妻だけどね、それほどでもない
彼女たちは吹っ切れたようにサバサバ生き生き
元妻の意地悪さにはクスッと笑えるし
ラブラブの時は良い所しか見せないし、見えない。
けれど、愛情が薄れてくると、身勝手・意地悪・隠し事…
相手より自分を優先しちゃうよね。
でもそれは、妻だけでなく夫にもあるもんね。
本は薄いし文字は大きい。
短編集なのでサラッと読めて面白いです
『憐憫』
島本理生
島本さんの文章が好きです。
子どもの頃に受けた心の傷
愛に飢え、満たされず・・・
空虚な寂しさや悲しさ・・・
それらは大人になってもつきまとう。
その空虚を埋めるかのように愛を求める。
夫がいるのに、不倫の愛まで欲しいのだ。
欲張りだなぁ…
でもそこまで愛に飢えてる…可愛そうな人ね。
確かに、あわれみ「憐憫」の情を感じるな。
でもね、道ならぬ不倫は虚ろな愛。
空虚な心は埋まらないでしょ。
そんな愛の脆さや、揺れ動く主人公沙良の心が丁寧に繊細に描かれます。
わがままで自分の思いを押し通す沙良には共感できない。
結局、沙良も不倫相手もズルいぞ
が、一転して順調な未来が見えるラスト。
うぅーん、なんだかなぁ。。
うまくいきすぎじゃない！？
と思いつつ、最後の1ページの言葉にはヤラれた
