燃え殻さんのタイトルってどれも絶妙
手に取って読んでみたくなります
『すべて忘れてしまうから』
どのお話も、何とも言えない哀愁やせつなさ、やるせなさが漂う。
その思いが私の心にも迫りくる。
「人生はままならない。だから人生には希望が必要だ。」
こうしたいと思っても、なかなか思うようにいかないよね。
じっと耐え、時を待ち、我慢を強いられる。
何もできない時は落胆、諦め…
それが叶った時は喜び…
でも、そんな記憶も時が経つと薄らいでゆく。
読みながら私自身の人生を振り返る。
その時その時を生き、いろんな経験をして、今の私がある。
強く残っている記憶の断片が、ひとつ、ひとつ蘇る。
長い間生きてきて、思う。
人生はせつない
そして、はかない
ほろ苦くままならない…。
でもなんとか楽しく生きていこう!
語りかけるるような文章に引き込まれます。
ご自分のことも、さらけ出す。
これが燃え殻さんの魅力かな。
ドラマになってディズニープラスで配信中です。
阿部寛さんがミステリー作家“M”を演じます。
大した賞も大ヒット作もないまま小説を描き続けている、地味で主体性がない“M”
ふとすれば忘れてしまうような日々の記憶を書き留めた燃え殻のエッセイ『すべて忘れてしまうから』を基に、監督・脚本を務める岨手由貴子、沖田修一、大江崇允が、“消えた彼女”を巡るミステリアスなラブストーリーとして新たな物語を紡ぎだす。
この本のエッセイをどう繋げたのかしら?
ラブストーリーねぇ…
本の内容とちょっと違う気がする。
どんな物語になったのか気になるなぁ。
でも、ディズニープラスには入会が必要でしょ?
残念。