馬鹿な上司にならないために

馬鹿な上司にならないために

知っておくべきボクらのこと

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馬鹿な上司は
カミングアウトと無縁である。

カミングアウト
coming-out

(名)スル
自分が,社会一般に誤解や偏見を受けている(同性愛者などの)
少数派の主義立場であることを公表すること。
アウト。カム-アウト。

以上、大辞泉より。

僕は割とカミングアウトをしている方だと思う。

両親、妹、幼なじみ、同僚、といった方々である。

実際のところ、
黙っていても何の問題もなかった。
ただ僕は基本的にお酒が好きである。
一人でも飲むが、基本的には誰かと飲みたい。

そんな訳で幼なじみや同僚と、
しばし飲む。
そしてそこで終わればいいのだが、
間違いなくもう一軒、となる。

それがほぼスナックであったり、
旅先であると風俗となる。
これが非常に辛い。

そんな訳で、信頼のおける相手に対しては、
カミングアウトをすることにした。
別に自分のことを分かって欲しいとか、
そんなことではなく、

要するにお姉さんのいる店に行きたくなかった、

だけの話である。
ま、最初のきっかけではありますが。

さて、カミングアウトをすると、
「本当にそんなことを言って大丈夫なのか」
「よくぞ打ち明けてくれた」

みたいな感じで割と喜んでもらえると言いますか、
何故か握手までされることも多く(笑)

「ま、これからも変わらずに飲もうな」
なんて言ってくれたりしたもので、
「いやー、友達っていいもんだよな」
などと僕は勝手に思っていた。

そんな訳で、
割と調子にのってカミングアウトをしてきた、
とも言える。

もうとにかく楽になった。
お姉さんのいる店に誘われることもない。
風俗に付き合う必要もない。
普通に彼氏の話が出来る。

しかし、これが単に僕の秘密を押し付けていた、
そんなことに気づくのはかなり後のことだ。

ある日、僕はカミングアウトをしている友人を訪ねた。
彼には嫁さんがいる。
色々ともてなしてくれて、嫁さんが言った。
「かずとは結婚せえへんの?」

随分勝手な話だが、
僕は、友人が嫁さんには「話している」と、
思い込んでいたのだ。
しかし彼は「黙って」いてくれた。

そのおかげで何だか気まずい顔をしている。
僕がカミングアウトをしていなければ、
「遠距離で付き合っている奴がおるンやって」
なんてことも言えただろう。

「もし嫁さんとの間で、僕の事が話題になったら、
 ゲイだってことを言ってもらってもいいから」
それくらいは付け加えておくべきだった。

職場などで「同性愛者」が話題に出れば、
「友人にいますよ」
そう言ってもらってもいい、と。

多くの友人たちは「誰にも言わないよ」
そんな約束をしてくれたが、
もし僕がいない場で僕のことが話題に上がれば、
「言ってもらっていい」のだ。

それで「言う」か「言わない」かは当人の判断だ。

そうでなければ単に秘密を押し付けているだけだ。
きちんと理解してもらわなければ、
カミングアウトは何の意味もない。
僕はつい最近までそのことに全く気づかずにいた。

その為に、同性愛とは、病気でも何でもないこと。
カミングアウトした相手に
自分が「異性愛者」であることを認識してもらうこと、
左利きか右利きか、その程度の話であること

マツコデラックスさんとはるな愛さんの違い、
40人に一人(NHKでは20人に一人とも言っていた)いる、
そんな説明もきちんとしておくべきだった。

カミングアウトをする以上、
それは絶対に必要なことだったのだ。

友人だけではない。
親に対してなら尚更だ。

前回の記事でも書いたが、
僕の母親は「育て方を間違って同性愛者になった」
そう本気で思っていたらしい。
これは単に僕がきちんと説明していなかったことが要因だ。

それこそ親戚との会話で僕が話題にのぼるなら、
「あの子は同性愛者なんだけど、
 恋人もいて楽しくやってるみたいよ」

それくらい言ってもらえるように、
きちんと説明する必要があった。
そう、僕は親に対しても余計な「秘密」と
「心労」をも押し付けていたことになる。

これは僕にとって大いに反省すべき点だった。

さて、あなたが仮に友人や同僚に、
「カミングアウト」されたとする。

ちなみに、
「実はおまえのことが好きなんだよ」
なんてことはほぼないと思われる。

相手は自分を同性愛者として認めただけなのだ。
きっと恋人なり友人が出来たのだろう。
だからあなたはケツを隠す必要はない。

「中学の時は好きだったよ」と
過去形で言われることはあるかもしれない。
その時はなるほどな、と笑ってあげよう。

そしてカミングアウトされたあなたは、
間違いなく人間として魅力がある。
信用されている。
余計なことを言わないと思われている。

そんな訳であなたは「いい上司」になれる素質がある。

裏切るも裏切らないも、すべてあなた次第。

ちなみに、
馬鹿な上司にカミングアウトする人はいない。

ま、辞める前に言ってやればよかったよ、
そんな想いもあってこんなブログを書いている(笑)

今日も最後までお読み頂きありがとうございました。