今回も化学療法室から発信します。先月中旬にパクリタキセル&ハーセプチンの3回目を受けたあと、帰省のために2回お休みしました。今日が4回目の点滴となります。2回休めただけでウキウキでした。鼻血も徐々に止まり、お腹の調子もよくなり、何よりも実家の母や姉一家と過ごせたことでガン闘病を一時忘れることができ幸せでした。

でも、悪いことが二つ。太りました。あんなに病院から「太るな」といわれていたのに。そしてお酒もすすみました。1日3%のアルコール350ミリリットルを守れませんでした。「正月だからいっか~」を言い訳に暴飲暴食の日々。そこで、正月3が日を過ぎた頃からダイエットを考え始めたのです。「実家から家に戻ったら何かやろうかな」と。即日開始しないところにダイエット失敗のニオイがプンプンしますが。

いろいろ調べてまず興味を引いたのが「おにぎりダイエット」。基本、毎食おにぎりだけ食べるものです。おにぎりの中味は肉、魚などの動物性タンパク以外のもので(梅干しや昆布など)、一緒に野菜やスープなどは食べてもよし。これはEXILEのメンバーが体重コントロールでよく実施と有名ですよね。正しく取り組めば効果抜群らしいです。あの筋肉だらけで体脂肪が低いEXILEメンバーでも毎回数キロは体重を落とせるといいます。でも、3週間を限度にやめなければいけないそうです。理由は栄養失調になるから。何だか不健康なので闘病中の私には合わないかな、と思い断念。

以前レコーディングダイエットをしたことがありました。ダイエットと書くと大げさですが、スマホアプリで便利なものを見つけたので使っていました。毎日食べたものを入力すれば自動でカロリー計算してくれたので簡単にコントロールできたのです。1日1400キロカロリー程度に抑え、1ヶ月半で4キロ近く体重が落ちました。短期で落としすぎなのは十分承知でした。リバウンド間違いなしですよね。はい、ほどなくして元に戻りました。

そんな中、本屋で衝撃の出会いをしてしまいました。ダイエット本コーナーでふと目にした1冊、「ウィルパワーダイエット」。メンタリストとして名を馳せるDaiGoさんの著書です。この本はダイエット法を提唱するのではなく、「継続する力」を鍛える方法を教えてくれるものです。どんなダイエットも継続しなければ意味なし、続けるための「ウィルパワー(意思力)」をつけようという内容です。運動を頑張ろうとか、間食をやめようというダイエット初期の気持ちは大抵は長続きしません。それをいかにして持続させるかの方法を脳の仕組みを中心に詳しく解説してくれています。さっそく数日前から取り組み始めました。具体的に何をしているかはおいおい話しますが、ウィルパワーダイエットに興味のある方はぜひ本を読んでみてください。目からウロコです。
ちなみに、私は別にDaiGoさんのファンでも回し者でもありません。メンタリストとしてのすごさをテレビでたまに見る程度です。

化学療法室で入力しているというのに、ダイエットの話だけになってしまいました。まあたまにはいっか。