数日前、リハビリセンターの予約が入っていたので行ってきました。手術後約1ヶ月のタイミングです。
手術翌日から1日3回のリハビリをほぼ予定通りこなしてきました。左側の肩周りや腕、脇を使う簡単な運動を10種類くらいなのですがこれが結構大変。手術直後より、退院してからの傷が治ってきた最近の方が痛みが強かったのです。郭清した部分のひきつれのせい。でも、痛くてもやらなければまともに動かなくなると思い自分なりに頑張りました。
おかげでリハビリセンターの作業療法士さんに誉めていただきました。とてもよく肩周りが動いていると。この年になるとあまり人から誉めてもらえないので嬉しいぞ♪。ただ、手術前に比べると肩の可動域がまだまだ狭く、更なる運動が必要です。強度が上がったストレッチをいくつか教えてもらい、また1ヶ月後の予約を入れて帰りました。

私がリハビリに力を入れている1番の理由はヨガへの復帰のためです。できればホットヨガ。果たして乳ガン患者がホットヨガをやっていいのか、いろいろ調べてみましたが明確な答えは見つかりません。主治医に聞くのが一番かなと思い、腫瘍内科の先生に尋ねてみました。聞きたいことは2つ。
①巡りの良くなるホットヨガはガンを身体中に撒き散らすのか?
②治療中はホットヨガをやっていいのか?
です。
先生の答えはホットヨガで巡りが良くなるのとガンの転移は関係ない、むしろヨガで身体を動かすのはいいことだ、とのこと。驚いたのが「私の患者で抗がん剤治療中なのにホットヨガをやってる人がいてね、抗がん剤中はやめろといってるのに好きだからやめられないというんだよ(笑)。」というお話。なぜ抗がん剤中はやめたほうがいいかというと、吐き気などの副作用で栄養があまりとれてないことがあるのに大量の汗でビタミンやミネラルなどを排出してしまうからだそうです。何よりもガンという大きな病気と戦っている最中ですから、あまり体に負担をかけるのはよくないとのこと。いくら元気でも。それに、髪の毛が無くなるでしょうからウィッグや帽子をかぶることになるのに、滝のような汗をかくホットヨガはどう考えても私には無理です。おとなしく家でヨガDVDを見ながら少~しずつ始めるのがいいでしょうね。

肩周りの可動域が元に戻るのには順調にこなしていけば3ヶ月ほどのリハビリで大丈夫なようです。しかし、明後日からいよいよ抗がん剤が始まります。副作用には一般的に知られている吐き気や脱毛などの他、関節痛、筋肉痛、白血球の減少、味覚障害に口内炎など様々なものがあります。まともにリハビリできるかどうかもわかりません。個人差はあるらしいですが、長い戦いになりますので上手に向き合っていかねばと思います。

ウィッグ買いました。専用の帽子も注文しました。抗がん剤点滴中に読む本やゲームソフトも用意済み。全て準備はできています。化学療法頑張るぞ!