今日は入院です。大抵はお昼前後に入院するらしいのですが、なぜか私は朝の9時半。検査も診察も午前中はないはずなのになぜだろう。

受付を済ませ、誘導されて病棟へ。出産以外で初の入院なので物珍しさもあって少しウキウキ。シャワー室やラウンジ、洗髪台などの説明を受けてから病室へ。必要最低限のものは揃っている、そんな感じの部屋です。

病室に入ったのは10時頃。そのあと看護師さんからの入院生活説明や手術前後のお話、検温&血圧測定などがあり、ちょっと一息ついたら昼食です。そして午後イチでシャワーの予約が入っていたので浴びてきて、髪を乾かし終わった頃に家族がお見舞いに来てくれました。その後センチネルリンパ生検のための注射、リハビリ医&作業療法士と面談、センチネルリンパ撮影、と何だかんだで忙しく、午前中入院も納得しました。

センチネルリンパ生検は前も書きましたが、脇リンパ転移の有無を調べるためのもので手術前日に乳首付近に注射をして脇に検査薬を行き渡らせて撮影するものです。この注射が一般的に痛いと言われていて、私も内心ビクビクしていました。でも明日には無くなる乳首、痛さを感じるのも最後だなと思って検査室へ向かいました。明日、私の先に手術を受ける方と一緒になり少しお話しましたが、80歳近い年配のご婦人でお疲れの様子。手術も不安のようです。注射もご婦人が先にやったのですが「痛いお注射だったわ~頑張って」と顔をしかめながら戻っていきました。うわー、やだな。

注射前に看護師さんも「痛い注射ですが我慢してください。ごめんなさいね」とわざわざ先に謝ってくれます。でも実際受けてみると刺すときはいつも通り大して痛くなく、薬を注入するときに徐々にピリピリと少し痛くなる程度でした。その看護師さんが「血管に注射するのと違って、隙間のあまりないところに液を注入するからだんだん痛くなるのよ」と教えてくれました。そこの部分の固さにもよるので痛みには個人差があるそう。

骨シンチ同様、放射性物質なので3時間後にレントゲン撮影です。撮影のマシンも同じもので10分程度で終わりました。後はこの結果と、実際手術で開いて生検することで脇転移の判断が下されます。どうか転移してませんように。

味気ない夕食を済ませ、後は何もやることなし。病室の消灯は10時。明日のためにもちゃんと眠らなきゃな。オリンピックも観たいけど静かにしていよう。