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アルジェリア日本人の人質【状況まとめ】
救出作戦の終了から一夜が明け、アルジェリア軍は、人質となっていた人が施設に取り残されていないか捜索活動を行っている。
内務省は声明で、作戦により107人の外国人人質と685人のアルジェリア人人質を解放したことも明らかにした。
アルジェリアを訪問中の城内実外務政務官は19日、ユスフィ・エネルギー・鉱業相と会談し、「人命尊重を最優先として対応を求めてきたにもかかわらず、日本人の安否に関して厳しい情報に接することになったことは残念だ」と指摘。その上で、早急な安否情報の伝達を要請した。
安倍晋三首相は「アルジェリア政府からの情報提供により、邦人の安否に関する厳しい情報に接した」と説明。
(1)迅速で正確な情報収集に努める(2)首都アルジェに派遣している城内実・外務政務官の指揮のもとで、邦人の安否確認と救出に全力を尽くす(3)被害者と家族の心情に配慮して十分な対応をする――との3点を指示した。
日本人10人、外国人7人の安否が依然不明
4日間に及んだ事件で人質23人と犯人グループ32人が死亡したと発表した。依然安否確認が取れていない日本人は10人に上るが、死者23人の国籍は不明。国際テロ組織アルカイダ系のイスラム武装組織が起こした事件は、大きな犠牲を出す結末となった。
日揮の遠藤毅広報・IR部長は「政府や現地事務所からの情報を総合的に判断すると、厳しい局面と認識している」と述べた。
遠藤部長は、日本政府がアルジェリア政府から「日本人死亡」の情報を伝えられたことについて「大変重く受け止めている」と話した。安否確認は難航しており、「なかなか手掛かりがなく、確実な情報が上がってこない」と焦りをにじませた