感動と興奮の料亭 花月
友人で長崎在住の写真家、濱本政春氏のご協力で、以前から一度訪ねてみたかった長崎丸山の史跡料亭“花月”へ入ることができました。敷居が高く普段ではなかなか入る事が出来ない花月ですが、石畳を進んで行くと、玄関先に“花月”と書かれた大きな金文字と提灯が出迎えてくれます。
石畳の先に門の入口がある
玄関上には金文字で書かれた花月の大きな看板と提灯が出迎えてくれる
二階の大広間には坂本龍馬が酒に酔って切り付けたという“柱の刀傷”、国賓の晩餐会に使われた龍の間や、
龍の間
坂本龍馬が酒に酔って切りつけた “柱の刀傷”
長崎検番 芸妓の美代菊さんと
タイル張りの床に和風の天井、中国の様式を取り入れた窓を使った春雨の間など、
春雨の間 中国の様式を取り入れた窓
春雨の間 和風の天井
長崎検番 左から芸妓の梅喜久さん、花音さん、右端は美代菊さんと記念写真
芸妓さんの名刺? おしゃれで可愛い
花月資料館 (集古館) 映画「長崎ぶらぶら節」で有名になった名妓,愛八直筆の歌本や写真、
向井去来の俳句、頼山陽の書、坂本龍馬直筆の書などがある。
名妓 愛八の直筆歌本
一通り見学させていただきましたがさすが360年の歴史をもつ料亭だけに、感動と興奮の連続でした。丁度など結婚披露宴が行われており、芸妓のお姉さんとの記念写真や、長崎名物、龍踊りまで見させていただきました。
龍踊り “ぜっと屋”の皆さんと、左端はリーダーの河野謙さん
披露宴会場で繰り広げられる龍踊り
提灯に書かれた花月の文字とシンボルマーク