マタニティウェアを着ながらの通学、研究。
違和感を感じるかもしれないが、
通常の学生のように毎朝通学するわけじゃあない。
自宅で子育て雑誌と研究論文を読みながら脳ミソを何度も切り返し、夜は晩御飯の準備。
よく、仕事と子育ての、両立なんて無理無理!
なんて、やってもみないのに最初から宣言しちゃうママさんがいますが、
なんでもやってみんとわかりません。
途中で、投げ出したくなっても、学問にタイムリミットはないから、
まずは子育て最優先に、して、
研究や仕事は、後からだっていいと思っています。
27歳の10月に誕生した長女は、幸いにも、お昼寝時間には存分に私の研究時間を作ってくれました。
当時の研究テーマは、『女性起業家の活動と政策支援』
90年代半ばからの日本の中小企業政策に、それまで女性や若者の起業を応援するような雰囲気はなかったのですが、
こうして子育てしながらも、様々な情報収集しながら、地域な小さなニーズが見えてくる。
女性の小さな視点が、ビジネスにつながるケースも、少なからずあるんだろうと感じていました。
さて、29歳の春、修士課程を無事修了。
その後、30歳の9月、長男を出産。
ドタバタでしたが、ホントに、「産んでしまえば、どうにかなる。」
かなりまわりには迷惑かけっぱなしだったのかもしれませんが、
子供は社会の、宝物。
そして、ペイフォワードですよ。