BOM(bill of materials )と部品表は厳密には同じかでない。部品種と使用個数があれば一応部品「表」にはなるが、BOMになると、これとこれを合わせてこれを作り、そっちのこれと組み合わせる、という作り手としての思想が込められる。階層構造によってはA部品はB部品ほど早く使用しない、ということになり、買いのタイミングを遅らせキャッシュフローを楽にする可能性がある。
部品表で十分ですよ、という会社は常に全量を全力購入、さらに製造プロセスも担当者の頭の中、と言っているに等しい。
いや、BOMを組むのも工数足りない、なんてところは開発が設計しながらBOMが出来上がるようなツールを導入しよう。BOMは開発が組むのか?製造が組むのか?議論のある会社なら開発内にBOM設計者をあてないといけない。製造でいきなりBOMを考えるのはかなり乱暴に思える。
