粋なり×ハンディキャッパー~どう展開しようかという頭の中の整理~ | 小粋なささきの生意気ブログ

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【いき】という観点から小粋なささきが書いてます。

2011年の9月に創業以来、「粋に生きる」を理念とし、ここまで突き進んできました。
はじめは障がい者雇用における採用と育成の部分を事業化し、
企業として存続できればいいなと考えていました。


では現状は?というと、神保町大学という粋なりで立ち上げた学び場を中心に
企業向け・大学(ゼミ)向けの研修開発や講師派遣といった教育事業が主軸です。
実際に安定的に収益を上げているのは、アイデア出しとプロジェクトマネジメントに依った
企業向けのコンサル事業だったりします。


障がい者の「し」の字もない。
とある方面からはお叱りを受けることもしばしばです。
このお叱りに対する回答としては、障がい者に対する事業を進めていくうえで実施した
取材や勉強が影響を与えたというものとなります。


障がい者雇用の世界では大企業に法定雇用率(1.8%→2.0%に引き上げ予定)が定められていて
一定の企業規模を超えると障がい者を雇わなくてはなりません。
ただ、障がいの等級によってダブルカウント(2人分と認定される)されたり、
働く時間によって0.5人分とされたりと、1000人の企業に実質18人いるわけではありません。
この事実だけ見ると、企業側に対する社会的な制度整備は進んでいて、
働ける障がい者の選抜が開始された。僕はこう感じました。
(まだまだ制度自体未熟だとは思います)


つまり、障がい者側の働く意識を変える時期が来たのだと思います。
制度整備は僕じゃなくても他の誰かがやってくれている。
健常者と障がい者の狭間を生きてきたささきだからこそ、働く意識を変える側に立つ。
これが今の自分の立ち位置です。


身体、知的、精神、発達。多様な種類の障がい者が社会には存在しています。
背景は正直言ってネガティブなものですし、誰もが好き好んでなったわけではない。
この背景があるからこそ、世の中は障がい者を擁護すべきものと捉えている。
決して間違っていないし、是か非かといえば100%是だと思います。
ただ、ここが問題点。


障がい年金・障がい者福祉、あるいは生活保護に経済的には支えられ、
日常生活や自分を豊かにする活動では、福祉サービスを受け、ボランティアに支えられている。
障がい者は与えられることに慣れ過ぎていて、自分が与える側に立とうとできない。
これは、社会がそうさせているのだと思います。
例えば、この現状を憂い、障がい者に叱ることができるか?考え方がおかしいと否定できるか?
僕はできないだろうなと思います。


だからこそ、経営者でも主婦でも学生でも、一人一票の概念を持つ
学び場という空間を創りたいなと考えている訳です。
健常者だろうが障がい者だろうが関係ない。
全員が対等で議論を交わし、価値観を衝突させながら磨きあげられる場を創りたい。


障がい者に足りないものは議論だと考えています。
自分自身の背景は変えられない。過去と他人は変えられないものです。
変えられるのは今と未来、そして自分だけ。
自分の快適なゾーンにいても成長はできず、未来を創造できない。
自分の知識だけではできること・行きつく先は限られているものだから、
他者や自分の知らない世界の情報を取りに行かなくては未来は変えられない。


神保町大学という学び場を動かしたいという背景には、この想いがずっとあります。


障がい者自身には少なからず弱者という意識があり
この状況を変えたいという想いがあると僕は感じています。
でも、どこか他人任せでなかなか自分から変えようという意識がないとも感じています。
ここがもどかしい。


もちろん、障がいの状況や軽重によって動けない人もいます。
周囲の人が危機感を持ち、取り組んでいる人もいます。
否定する気も批評する気もまったくありません。
この問題には、様々なアプローチの手法を持つ組織・人が揃うことが大事で
ソーシャルプラットフォームとして稼働しなくてはいけないと思っています。
100人の100の手法でコラボすることが大きな解決策だと思います。


僕自身、学び場だけでなく、メディアとして発信していくアイデアもありますし、
とあるユニットを組もうかとも模索しています(まだ内緒です)。


雇用や組織コンサルといった観点で事業を模索していましたが
考えれば考えるほど違うプロセスで取り組もうと思うようになりました。
小さなうねりを掛け合わせて大きなうねりが発生できるように
僕は止まるつもりはありません。
粋な生き様を、粋な背中を見せられるように突っ走りたいと思います。