小粋なささきの生意気ブログ

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【いき】という観点から小粋なささきが書いてます。

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お世話になっている情熱さんの研修にて
松陰先生の教えを頂いて参りました。

$小粋なささきの生意気ブログ-松陰先生の資料


30歳でこの世を去りながらも、弟子たちがその意志を汲み、
討幕から日本の近代化の礎を創り上げた松陰先生。
松陰先生と自分自身を比較することなんておこがましいですが
27歳の今、年齢という点で重ね合わせたとき、自分自身の未熟さを感じてしまいます。


「士たるものの貴ぶところは徳であって才ではなく、行動であって学識ではない」

松陰先生が『講孟箚記』で記していることですが
(士という部分を社会人と訳したとすれば)
社会人にとって大事なのは徳(スタンス)であって才能(スキル)ではなく
行動(自分から動くこと)であって学識(知識)ではない。
まさにその通りだと思います。


かねてから思いますが、ビジネスの世界では、知識バカは要りません。
確かに経営に関する知識や仕事術(hack)等は大事だと思うけれど
使わなくては意味を成さないし、使えるようになって初めて習得したと言えます。
「知識って大事なんだけど、自分から動けないんだったらビジネスマンとして使えない」
これはささき自身の意見であり、教育家として伝えたいことの本質です。


松下村塾に掲げられていた「知行合一」もグサリときます。
知識と行動を合一させる。実践重視的な思想であり
知って行わないのは、未だ知らないことと同じであることを主張している。
lean startupという最近の起業家の考え方も本質的には一緒だと思います。


「死して不朽の見込みあればいつ死んでもよいし、
 生きて大業をなす見込みあればいつまでも生きたらよい」


松陰先生が刑死する前に見出した死生観。これは僕の心を大きく揺さぶりました。
「人間というものは生死を度外視して何かを成し遂げる心構えこそ大切なのだ」
今の自分自身にここまでの覚悟を持てているのか。
常に自問自答したいところです。


死生観というと僕がすぐに思い浮かぶのは、北斗の拳のラオウの最期である
「わが人生に一片の悔いなし」です。
やはり「いかに死ぬか」という観点は「粋に生きる」という
自分自身のミッションにおいて最重要項目なのだなと実感します。


現代の松下村塾を創る。
これもおこがましいほどの目標設定ですが、ささき自身の考える学び場づくりは
ここにコミットしなくてはいけないんだと考えます。
就活なのか起業なのか、そんなものどうでもいい。
障がいがある・ない、そんなものどうでもいい。
生まれてきたからには何を為し、どう在りたいのか。
その解を常に考えられる学び場を創りたい。


自分自身の価値観磨き・知識向上・スキルアップ、
それを踏まえたアクションは欠かせないです。
まずは「世に棲む日日」を読みたいと思います。


世に棲む日日〈1〉 (文春文庫)/文藝春秋

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高崎まで遠征してきました。この対バンを見るために!!


小粋なささきの生意気ブログ-TRICERATOPSライブ


TRICERATOPSの15周年ツアーに、同期のGRAPEVINEがタッグを組む。
く~っ!ヤバい。ヤバすぎるぞ、この対バン。
よくよく調べると、高崎か長野でしか見られないこのコンビ。
そりゃ行くさ、高崎までだったら近いもん。新幹線で40分だもん。


ライブは圧巻。よく分かってらっしゃる。
飛んで跳ねて汗だくになって声を嗄らして。もう快感。
高崎のFLEEZというハコでしたが、ステージの低さがかえってよかった。
めっちゃ近くに感じられて一体感が増す。


GRAPEVINEの「会いに行く」→「君を待つ間」は卑怯すぎる!
そりゃ男泣きしちゃいますよ。
昔の面影を見せながら、2012年最新の姿まで見せてくれたステージは最高!
プログレか?と言わんばかりの音楽性は好きだなあ。


TRICERATOPSは踊らせてくれる。ホントにSexyなGrooveがある。
ハコの中のちっちゃなスペースでみんなが腰を揺らしていく感覚。
横ノリなのに結局飛んじゃうっていう魅力は何なんだろう。
何より和田唱はカッコよすぎます。
FINALも行っちゃおうかな!


アンコールのsweetyにロマンチックに歌いますっていう挨拶からの一曲は
待ってました&聞かせてくれてありがとうという流れ。
さらにさらにサプライズ的にTRICERATOPS&GRAPEVINEが
BeatlesとRollingStonesやっちゃって、ステージも客席も半狂乱。
飛んではじけて終わってみれば充実感と感謝の気持ちが残る。
ベテランの域に入ったバンドの底力、魅せてくれました。
幸せすぎた。ああ、仕事に戻りたくない(笑)。


中学から高校にかけて聴いてたこの2組。
今思うと、10代の頃にはちょっとささりにくい音楽だったかもなとも思う。
あの頃はハイスタからゴイステ、モンパチというパンク路線が分かりやすかった。
ミクスチャーが流行ってたし、○○コアも流行ってた。
それぞれ好きな路線があって、熱く語ってた。
そんな中ではちょっとオトナなロックだったかなあと思う。
社会人になって再度聞き直して、めっちゃ惚れたことがよく表してる。


ライヴにいくと元気になれる。
でもやっぱりハコだなあ。ハコで暴れたいなあ。
まだまだ若いぞ、ささきは(笑)。


27歳になりました。


今から27年前の6月7日に僕を生み落してくれたおふくろと
二十歳になるまで見守ってくれた親父に感謝します。
多くの人に「おめでとう」って言われるようになったことが
ひとつの恩返しかなと思います。


27歳。新しい一年のテーマは「与える」でいこうと決めました。
起業してもうすぐ一年。多くの人からたくさんのものを頂きました。
まだまだ僕のフルパワーでも返せないものばかりです。
恩送りという発想で後輩たちにも何か返せるかと言われれば、まだまだ。


もちろん、粋なりでもMentorhoodでも、
自分の仕事ぶりで価値を与えていることはあると思います。
なければ、こうしてブログを書いていることはないでしょう。


でも、ここまで僕を導いてくれた、周りの方々からの学びや教え、チャンスや経験は
僕を一回りも二回りも大きくしてくれました。
まずは自分が経営者として一人前になることで感謝の気持ちを伝えようと思います。


「与える」


起業した直後は、自分のスキルや自信に、あぐらをかいていました。
何でもできる。そんな気持ちさえありました。
今思うと、「なんて小さい男なんだ」。そう思います。


分かりやすくいうと、駆け引きしていたんだと思います。
俺はこれだけできる。だからこれだけ欲しい。
「もらう」ことに意識がいきすぎていた気がします。


「投資してもらえる=今の自分を評価してもらっている」
そんなことはまったくないのに、未来の自分に期待してもらっているのに、
今の自分に満足していた。なんて情けない。


なんか懺悔文になってきました(笑)。


だからこそ、27歳を迎えるこの一年は「与える」という誓いを立てたいと思います。
目の前のお客様、仕事、サービス…
そのひとつひとつに自分の全力を傾け、必死にアタマに汗をかき、
動けるだけ動いて、何ができるのか徹底的に導き出す。
シンプルですが、原点回帰です。


give&take。よく聞く言葉ですが、最初は絶対にgiveです。
ただひたすらにgiveを考え続ける一年間に。


社会人一年目の頃、「愚直」という言葉を胸に走った日々がありました。
「自分のチカラなんて大したことないのに自信を持ちすぎている。
 お前はそんなにすごいのか?周囲から誇られるほどの男なのか?
 まずは周囲を納得させてみろ。それからだよ。」
先輩から頂いた言葉が沁みます。もう一度自分を戒めます。


27歳。飛躍の年にするためにも「与える」男になれるよう、突っ走りたいと思います。
今後ともご指導ご鞭撻よろしくお願いいたします。