映画「関心領域」を見た。
ポーランドにあったアウシュビッツ強制収容所の隣に立つ
ルドルフ・ヘス収容所所長宅が舞台。
ナチの犠牲者を取り上げた作品は、「隠れ家」などいくつも見たが
ナチの戦争犯罪者が主人公の作品は初めてだと思う。
収容所内は出て来ないが、すぐ隣りなので、
物音、夜の物音、煙などは分かる。
家には子どもが四人いて、その友達が遊びに来ては
プール遊びをする。
普通の家族なのだが、当然、異様な雰囲気は
あらゆるところに感じられる。
聞こえてくる音楽の一部が大変異様で、音楽とは言えないが、
それだけに雰囲気を出している。
日本人が同じようなテーマで、
国が犯した戦争犯罪を描く作品を作ることは想像ができない。
映画『関心領域 The Zone of Interest』オフィシャルサイト 2024年全国公開 (happinet-phantom.com)