児童相談所から里親会への情報で、
「あるところで里子への深刻な虐待が起きている」ということは知らされていた。
しかし、ニュースでも具体的なことは伏せられています。
里子の個人情報を守るためです。
それはさておき、権利の濫用は、誰にでも起きうること。
特別な悪人だけがすることではありません。
里親は、他人様のお子さんを一時的に預かってお世話をする。
善意を基礎にした特権です。あくまで一時的にお預かりしているだけ。
それをいうなら、実親であっても命の授け主である創造者から
子どもを一時的にお預かりしているだけ。
子どもは、自分の欲望のために使えるものではありません。
強者と弱者がいるところには(すなわちどこででも)、
虐待は常に起こりうる。
看守と受刑者、医療者と患者、教師と生徒、親と子、里親と里子。
力を持つ者は、力の正しい使い方を常に学ぶこと、
研修を受け続けることが必須である。