ブログに載せようとして、幼児期の自分の写真を掘り出しては、見た。

親は、長男の誕生が嬉しくてパチパチ撮ったのだろうが、本人には

何の用にもたたない写真だと思っていた。自伝でも書かない限りは。


しかし、サイバースペースという新たな媒体が出来たため、

古い写真に新しい命が与えられた。

アルバムを壊さずに、自分なりの新しいアルバムを、書き込み入りで作れる。


 30代の若い母が、幼児の私に語りかけていることばが、古い映画の一場面

のように脳裏によみがえる気がする。


 自分の半生をこんな形でたどれるとは、思ってもみなかった。