お知らせ | 家族の会 新潟県支部のブログ

家族の会 新潟県支部のブログ

公益社団法人認知症の人と家族の会 新潟県支部のブログです.
ここでは毎月県内各所で開催している,認知症の人を支える家族などの「つどい」や「デイホーム」などの情報をお知らせしていきます.

お知らせ1 認知症市民公開講座「認知症を身近に捉えよう」    
         ヤンセンファーマ・武田薬品工業(株)共催

日 時 316日(土)13301600(開場13時)

場 所 リージョンプラザ上越・コンサートホール

開会挨拶 上越医師会長 服部 伸

講演1  「認知症連携パスの紹介」 
     新潟県立中央病院神経内科部長 田部 浩行

講演2 シンポジウム「認知症を身近に捉えよう」
  〈座 長〉  高田西城病院 理事長 川室 優

       くろきクリニック 院長 黒木 瑞雄
シンポジスト〉 

「認知症サポート医の立場から」   
  白根緑ヶ丘病院 院長 佐野 英孝

「精神保健福祉士の立場から」   
 認知症疾患医療センター センター長 森橋 恵子

「家族会の立場から」        
  認知症の人と家族の会新潟県支部代表 金子裕美子

「認知症地域支援推進員の立場から」
  上越市基幹型包括支援センター 岩野 伸治

〈コーディネーター〉 
 高田西城病院 院長 湯浅 悟

講演3
座 長〉新潟県立中央病院神経内科部長 田部 浩行

「認知症を地域で支えるための最新情報」

新潟大学脳研究所 臨床神経科学部門神経内科学部分野 教授 西澤 正豊

閉会挨拶  揚石医院内科小児科循環器科 院長 揚石義
申し込みは不要です。直接会場へお出かけください。
当日、会場でタッチパネル式 認知機能評価を体験することができます。
後援 上越医師会,新潟県精神保健福祉協会上越支部,上越歯科医師会,上越薬剤師会,新潟県病院薬剤師会上越支部,(社)認知症の人と家族の会新潟県支部

お知らせ2 長編動画「毎日がアルツハイマー」
YouTubeで20万人が観た超人気動画が劇場公開版として堂々完成
*とき 320日(水・祝日)13301510
*会場 ビーチホールまがたま(糸魚川市) 入場無料

監督の言葉 
私の母、ひろこさんはアルツハイマーになって2年、私の親不孝歴29年、
これは私がオーストラリアに住んでいた年月です。母のアルツハイマーが私を日本に呼び戻し、母と向き合う生活が2年前から始まりました。29年間のギャップを埋めるかのような母と娘の「毎日がアルツハイマー」な生活は、抱腹絶倒であり、時としては切なくもあります。とくと「毎アル」なせきぐち一家をご覧あれ。 (関口 祐加)
主催〉問い合わせ:糸魚川市社会福祉協議会 
共催〉認知症の人と家族の会新潟県支部
        糸魚川市ボランティア協議会

お知らせ3 新潟県支部リフレッシュ旅行・速報
毎年1泊2日の温泉旅行を楽しんでいますが、次年度の旅行先が決定しました。詳しくは来月からの会報で順次お知らせいたします。ご本人の参加も大歓迎です。

日 時:平成25622日(土)23日(日)

宿泊先:「アクアーレ長岡」 長岡市新陽2-5-1 

 国営越後丘陵公園となりにある公共の温泉施設です。2日目の23日は丘陵公園内のバラ園の散策を楽しみましょう。素敵なバラの花の色と香りをお楽しみに!!

お知らせ4 おめでとう!!「グリーンホームふたば」さん
 例年日本興亜損保会社様より宅老所等へ寄付をくださるのですが、今年は見附市の「みんなの実家 グリーンホームふたば」(代表 植田礼子さん)が全国9箇所の中に選ばれました。植田さんの喜びのコメントです。

7年の活動で見えてきたもの≫
みんなの実家「グリーン・ホーム ふたば」代表 植田礼                             

母の認知症発症をきっかけに、看護職を退職し自宅で地域のお茶の間活動を始めて、4月で8年目に入ろうとしています。当初は介護認定を受ける前の方々の利用を想定していましたが、実際に利用されているのはほとんどの方が介護施設のディサービスとの併用で、ディサービスのない日に来られるというものです。要支援の方が自立になりディサービスが利用できなくなったケースもあります。また、介護施設での対応が難しい重度の認知症の方がこのお茶の間で落ちついて過ごされています。月曜から金曜日まで毎日利用されている方が3人いらっしゃいます。多いときは8人、一日平均5~6人のご利用があります。そんな中で介護者が都合で出かけなければならないときなど宿泊の要望があり、また障がい者のご利用もあり、その方を介護していた実母が認知症となり、介護が出来なくなるという事態になり、宿泊の要望が増し、消防設備を整えた増改築をすることにしました。資金の足りない分は広く寄付金を募り200万円を越えるご寄付が寄せられました。3部屋とトイレとお風呂を増築し122日に引き渡しを受け、新たな活動が始まっています。

グループホームでもない、あくまでも在宅介護されている方を支援したいと考えています。

【会の理念】
○人の命の尊さは老若男女、障がいの有無によって変わるものでない
〇信頼を絆に人間関係を築きみんなで手をつなぐ

に沿い、市民ボランティアの仲間とともに、どなたでも利用できる自分の実家のように“憩う”ことのできるお茶の間、また宿泊所として利用していただくことを目指します。とは言っても、なかなか大変なことで、協力者が増えないこと、利用者がお年寄りや認知症の方ばかりでなく、経管や吸引等の医療処置の必要な障がい児の利用も増えています。そのような要望にも応えていくためにも、体制を整えていく必要を感じています。お年寄りと子供は相性がよく、また更に障がい児にも認知症の方はやさしい目で見守って下さいます。壁を設けず、お互いが出来る協力をして支え合えないものだろうかと考えています。

この度は家族の会の推薦を受け、日本興亜損害保険株式会社からご寄付をいただけることになりました。有り難うございます。課題はありますが,地域の方々と共に地域に喜ばれる憩いの場所になれるよう活動していきたいと思います。