あと数日で、あの日を迎えます。

今年で震災から6年。

あの日の故郷の姿は忘れる事はないでしょう。

 

最初は3月11日が来るたび苦しい気持ちしかなかったのですが、
近頃は、3月11日を迎えると、少しだけなんだか初心に帰ったような気持ちになります。

 

日頃の些細な事が小さく思えて、生きて行く上で一番大切な事を思い出させてくれるような、

そんな大切な日にもなりました。

 

あの日、当たり前だった事、当たり前にあった目の前の世界が一変しました。

 

生きていて当たり前。

ご飯を食べれて当たり前。

大切な人がそこにいるのが当たり前。

 

当たり前は、当たり前じゃなくなった時にこそ、その大切さを改めて感じるものだと思います。

 

沢山の犠牲になった方、苦しみ、悲しい思いをした方。

そんな方々の命や気持ちを決して無駄にしないように。

 

当たり前に感謝して、日々を大切にして生きていかなければと思います。

 

 

 

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Photographer chiho