前回の要約 

 

M3ので物を試乗した翌日、ディーラーから電話があって
明日翌日そのM3をオークションに流すと。もし検討すなら

もう1週間おいておくとのこと

 

 

「断った。オークションに流してもらって結構ですって」

「それでええの?ずっと探してたんとちがうん?」
「今の車、まだまだ走れるし、家のローンが始まるし、子供たちの学費のこともあるし、やっぱりやめとく」

「とーさん、ずっとM3のこといってたやん。それでいいの?」

「いい。後悔せんよ」

「もうすでに未練たらたらの顔してるって。で、今の車はいつ買い替えるん?」

「今4年だから、来年くらいかな?もっと乗るかも」

「次もSTI乗るん?」

「そう、STI。次は黒かな?」

「いや、色までいいって(笑)。で、STIってまた500万くらいするんやろ?M3はいくらくらいするん?」

「570万くらい」

「じゃあ、M3買ったら?その代わり10年乗りや。」

「えっ?いいの?」

「いいよ、その代わり文句言わんとしっかり働きや!」

「文句は言うけど、しっかり働きます」

 

ということで、M3との甘くほろ苦い車維持の生活が始まります。

 

 

強烈な洗礼 

 

ということで、即座に契約し、2週間ほどで納車されました。

 

納車といっても
大阪の南の最果ての地から、はるばる西宮まで愛車のスバルに乗って出向いて

そのままスバルと交換して乗って帰りました

 

帰り道にガソリンが少なくて

さっそくガソリンスタンドに寄って

そして

強烈な洗礼をうけました

 

何事もなく自宅の車庫に収まってますが

輸入車の強烈な洗礼を受けました

 

セルフのガソリンスタンドに入ってガソリンを入れると

「ん?8.35L?」

おかしい、もう一度試してもすぐに止まりました

「う~ん、おかしい。40Lくらい入りそうだが・・・」

何が起こってるかわからず

まあもうちょっと走れそうなので

ビビッてそのまま帰宅しました

 

私のような庶民がガソリンを入れることすら
M3様は拒否するのか?

それとも

私みたいな庶民を排除するために
M3様は特殊な装置を備えているのか?

 

 

さっそく担当様に電話をしました

「あははは、BMWは給油口からの配管が・・・・」

 

なるほど、要するに、給油口からタンクまでの配管が細いから、日本のガソリンの給油の勢いだとすぐに逆流してオートストップ機構が働くらしい
ハーフグリップで給油すると大丈夫らしい

ハイソなBMWのユーザー様たちはご存じでしょうが

そんなの庶民の私は知りませんでした

ところで、納車の帰りの道中、シビレマシタ

3000回転から乾いた音に変わって

以前に借りた911より官能的にすら感じました

 

 

 

PS

給油ノズルをちょっと斜めにしたらいいよって
MやPやFなんかを持ってるセレブの友人から教わりました